2014.08.31 Sun
横浜市Galerie Parisにて「高畑早苗展」を開催中です。
独自の美意識を身に纏いこの世の時間を華やかに生ききった女友達へのオマージュ・シリーズ。
横浜にあった彼女の自宅へ通う日々の中で、この世とあの世はつながっているという感覚を共有しあった。
もはや私の記憶の中にしか存在しないその感覚を、舞い降りてきた精霊たちとともに、Galerie Parisに再現していく。
高畑早苗

高畑早苗 2014
日時:2014年8月26日(火曜)~9月6日(土曜)11時~18時 (日曜休廊) 最終日は17時まで
場所:Galerie Paris(みなとみらい線、日本大通り駅、3番出口すぐ)
〒231-0021横浜市中区日本大通14 旧三井物産ビル1階 TEL:045-664-3917/ Email: info@galerieparis.net

高畑早苗 2014
展示内容
立体作品(キャンバスを縫って創った立体。アクリル絵の具、Mixed media)10点
平面作品(楕円形)キャンバスに油彩20点
ブローチとして身にもつけられるキッシュなオブジェ70点も展示する。
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アーティスト高畑早苗は変転し続けてきた。
18歳のパリ時代から今日にいたるまで。
彼女は時間的経過のなかで変化するだけでなく、二つの世界~現在と過去、夢と現実、現世と来世~の間を往還する。
2001年以来手がけている「WEAR ME」と題したドレスシェープ・シリーズ作品は、
表面をおおう素材がビーズから絵画へと変化し、心身の在り様から、シンボリックな花々、
海の底や宇宙の広がりを思わせる空間まで、変幻自在な表現の場となった。
並行して近年発表しているのは、身につけることができるオブジェである。
中世建築の装飾模様や、ドイツ・ルネサンス時代のクラナッハを想起させる女性像などが登場する。
一昨年ひとつの生命が物質的存在から魂へと昇華する過程に深くかかわった彼女は、
新型の立体作品の回りに、夢と現(うつつ)の境界に在るかのような風景と人物の平面作品をめぐらすことによって、
二つの世界を一体化し形象化してみせた。
今回の個展で初めて私たちの目にふれるサナエ・ワールドである。
(猿渡紀代子、横浜美術館特任研究員)
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