「いくじれん」は1980年6月に発足。
第三次フェミニズムが大きなうねりを見せ始めたときに誕生しています。

普通のサラリーマンの(どちらかといえばエリートの)男性たちが女性とともに運動の核を担った、子育て関連の運動としては画期的なものでした。
まったく職場を離れてしまう育児休業より、育児時間の充実の方が仕事と子育ての両立には有効なんだ、という主張は説得力がありました。

制度はそのようには動きませんでしたが、今もその主張は有効性を失ってはいません。
それでも、「イクメン」が曲がりなりにも市民権を得てきているのは、「いくじれん」の面々の先駆的な運動があったからではないでしょうか。

そんな男と女のイキのいい文章を、どうぞ読んで見て下さい。

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