◆日時: 9月3日(月) 18時30分~20時30分
◆場所: 武蔵野市 かたらいの道・市民スペース
     東京都武蔵野市中町1丁目11番16号(武蔵野タワーズ スカイクロスタワー内)
      ▼アクセス地図 http://www.musashino-culture.or.jp/sisetu/katarai/access.html
     ※JR三鷹駅北口より徒歩3分
◆懇親会: 同日 20時40分~22時(予定)
     場所:「和ビストロTORETATE」東京都武蔵野市中1-9-3さとみビル1F
     懇親会費:3,500円程度を予定(懇親会、参加申し込みは締め切りました。)
◆申込み: ①WAN会員先行申し込み → 8月1日(水)開始
     ②一般申し込み → 8月3日(金)開始
     (定員55名)
      ※「9月3日書評セッション申込み」と明記ください。
       WANの会員/非会員についても必ずご記入ください。
       懇親会参加申し込みは締め切りました。
      →参加申し込みはこちらから。
◆コメンテーター:
●若竹千佐子
1954年 岩手県遠野市生まれ。岩手大教育学部卒。2017年『おらおらでひとりいぐも』で念願の作家デビュー。同作で文藝賞、芥川賞受賞。 現在64歳。
●茶園敏美
京都大学アジア親密圏/公共圏教育センター・センター員。ジェンダー論。大阪大学博士(文学)。『もうひとつの占領―セックスというコンタクト・ゾーンから』インパクト出版会2018年
◆司会:
金子浩子 WAN上野ゼミ・ミニコミ図書館スタッフ、会社員。
◆概 要: WAN上野ゼミとミニコミ図書館との共催により、柳原恵『<化外>のフェミニズム 岩手・麗ら舎の”おなご”たち』書評セッションが開催されます。著者の柳原恵さんは現在南米チリ在住のため、今回は帰 国のタイミングでようやく実現いたしました。コメンテーターには、『おらおらでひとりいぐも』で文藝賞、芥川賞を受賞された岩手ご出身の若竹千佐子さんと、今年『もうひとつの占領―セックスというコンタクト・ゾーンから』を出版された、ジェンダー論研究の茶園敏美さんの豪華メンバーをお迎えしての開催となります。ぜひ皆様お誘いあわせのうえご参加ください。

柳原恵『<化外>のフェミニズム 岩手・麗ら舎の”おなご”たち』
〔内容説明〕(「BOOK」データベースより)
戦後東北・岩手におけるフェミニズムの思想と活動の内実を明らかにするとともに、それらを日本女性運動史・フェミニズム思想史のなかに位置づける。岩手においてフェミニズム的視点から活動してきた麗ら舎読書会会員たちへのインタビューと、麗ら舎読書会に会員として参加するなかで行ってきた参与観察、そして会員たち自身が記した詩や生活記録の分析から、岩手のフェミニズムのありように迫る。
〔目次〕
序章 東北・“おなご”たちのフェミニズムを求めて
第1章 小原麗子の思想と活動の展開―青年団運動と生活記録運動を中心に
第2章 「女の原型」を夢見て―石川純子「孕みの思想」を軸として
第3章 麗ら舎の“おなご”たち―エンパワーメントの視点から
第4章 千三忌から見る“おなご”たちと戦争
第5章 “化外”のフェミニズムを拓く
終章 本書のまとめと今後の展望―中央/辺境の二項対立を越えて
〔著者等紹介〕
柳原恵[ヤナギワラメグミ]
1985年岩手県稗貫郡石鳥谷町(現花巻市)に生まれる。2007年筑波大学第二学群比較文化学類卒業。2009年お茶の水女子大学大学院人間文化創成科学研究科博士前期課程修了。2015年同博士後期課程修了。博士(学術)。民間企業での勤務、日本学術振興会特別研究員DC2、お茶の水女子大学基幹研究院研究員を経て、2018年度より日本学術振興会特別研究員PD、チリ大学ジェンダー研究学際センター博士研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。


“化外”のフェミニズム―岩手・麗ら舎読書会の“おなご”たち

著者:柳原 恵

ドメス出版( 2018-04-01 )