「女の子だから」という理由で、学校に行かせてもらえず働かされたり、貧困のために売られたり、幼いうちに結婚させられたりする子は世界にたくさんいます。
本書に紹介されている、ウガンダやネパールなどの8人の女の子たちがそうです。でも、彼女たちは夢を心の支えに、決してあきらめません。教育を受けるチャンスをつかみ、お金を稼ぐ手段を知って、苦境から抜け出すための方法を考え、夢に向かってひたむきに進む姿は、その子だけでなく家族や周りの人々にも変化をもたらしています。
いっぽうで、先進国の人びとが性差別や貧困、児童労働等の問題解決のために行っている活動や、世界の食糧・トイレ事情などの関連情報も紹介しています。
世界中の女の子が抱える問題について知り、考えてみるのにも最適な1冊です。
2019.11.26 Tue
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