記憶は消えてしまうから 認知症の母との5110日

著者:三浦 周二朗

幻冬舎( 2020-01-16 )


 女性のネットワーカー高橋ますみ。女性の地位向上に貢献しました。80年代、そのネットワークを使い中古のミシン1200台をベトナムの女性達に送った事でも知られます。彼女は2007年アルツハイマー型認知症と診断されました。この本は彼女の息子、三浦周二朗が十数年の同居介護をしながら書いたエッセイ集です。旧作「記憶は消えてしまうから-認知症の母と暮らしながら書いたエッセイ」の新装再出版です。50本ほどのエッセイが加筆されています。笑いあり、涙あり、認知症と向き合うヒントあり。フェミニストに育てられた男性が書いた文章を、ぜひお読み下さい。