わたしはお化粧が割と好きです。性被害に遭いそれでも外に出なければならない時、毎朝泣きながらメイクをしていました。私にとっては、腫れた目をアイメイクで隠したり、顔色をよく見せたり、今思うと「外に出るための武装」だったと思います。そういう意味では、「傷を隠して生きるため」だったのではと思うこともあります。個人的な趣味として、メイクやファッションを楽しんでいます。個人的な解釈ですが、心の内を隠し、本来の自分と「外向き」の自分を画す鎧のように感じました。

【参照記事】 女の化粧は「生きるため?」 CM批判から見る脱コルセット運動(千田有紀)
https://wan.or.jp/article/show/9043