スタジオジブリの映画監督・宮崎吾朗。
98年の入社以来、現在に至るまで、3本の長編作品と1本のテレビアニメシリーズで監督を務めた彼は、世間の厳しい目に晒され、父・宮崎駿と衝突してもなお、アニメーションを作り続けてきました。
父と比較され、時にあらぬ酷評に晒されながらも歩んだ二十余年の日々が、決して平坦な道でなかったであろうことは、想像に難くありません。
宮崎吾朗はなぜ父と同じ道を選んだのでしょうか。
父のもとで何を思い、何を感じながら作品をつくってきたのでしょうか。
そして、これからのジブリを背負う一人として、どのような挑戦をしていこうとしているのでしょうか。
本書では、これまで多くを語ってこなかった宮崎吾朗の半生と素顔に、上野千鶴子さんと写真家のKanyadaさんが迫りました。
12月30日にNHK総合で放送予定の最新作「アーヤと魔女」の制作秘話のほか、ジブリ社内に眠る秘蔵写真も多数収録。「これからのジブリ」を知るうえでも、資料的価値の高い一冊に仕上がりました。
ぜひ、お手に取ってお楽しみください。
◆書誌データ
書名 :どこから来たのか どこへ行くのか ゴロウは?
著者名:聞き手:上野千鶴子、写真と言葉:Kanyada
頁数 :128ページ
出版社:徳間書店
刊行日:2020年12月2日
定価 :1500円(税別)
2020.12.02 Wed
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タグ:本