毎号責任編集者と特集内容が変わるフェミニズムマガジン「エトセトラ」（エトセトラブックス）。

VOL.4は＃KuToo運動の石川優実が、「女性運動とバックラッシュ」について特集しました。

取材の中で福島みずほさんは、「運動をしているお姉さんたちを見て育ってきた」というお話をされています。

私はというと、2000年代のジェンダーフリーバックラッシュの頃、青春時代を過ごしました。

そのようなことも影響してなのか、先輩たちが行ってきてくださった様々な運動を知らずに生きてきてしまいました。

きっと、たくさんのフェミニストの先輩たちが運動を続けていることも、中々取り上げられることが少なかった時代なのかなと感じます。

私も幼いころから生活の中で、声を上げる女性たちの様子を見てきていたら、もう少し早く問題意識を持つことができたのではないか、と思っています。

私は20代の終わりごろ、自分が芸能界で受けてきたことは性暴力だったんだと気が付き＃MeTooし、30歳になってやっとフェミニズムという言葉を知り、＃KuTooの運動を始めました。

そして、私は過去の女性たちがどのように今の私たちの日常を作ってきてくれたのか、全く知らないではないか！ということに気が付きました。そして、この本を作りました。

この歴史をみんなが知ることによって、女性運動の大切さとかっこよさを実感してもらえるんじゃないのかな、と思っています。

たくさんの先輩方にご協力いただきました。たくさんの先輩たちからお話を聞くことで、私自身がとてもエンパワーされました。そして、これからも運動、楽しみながら頑張ろうと思わせていただきました。
本当にありがとうございます。

◆「エトセトラ VOL.４」お取り扱いのある全国書店一覧
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◆いしかわ・ゆみ（#KuToo署名発信者）