イベント情報

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大阪

連続講演会:ハラスメントの構造とジェンダー(3)

イベントURL: http://joseiopu.blogspot.jp/2014/11/12721.html
主催者: 大阪府立大学女性学研究センター
主催者URL; http://www.human.osakafu-u.ac.jp/w-center/index.html
開始日時: 2014年12月21日 (日) 13時30分
終了日時: 2014年12月21日 (日) 17時00分
会場: 大阪府立大学i-siteなんば(南海なんば第1ビル)
会場URL: http://www.osakafu-u.ac.jp/isitenanba/map/index.html
連絡先: joseigaku@gmail.com
登録団体:
パンフレット:

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詳細: 大阪府立大学 女性学研究センター2014年度 第18期女性学講演会

女性学連続講演会・連続セミナー(全3回)
第3回 牟田和恵さん「その言動はセクハラですー男性はなぜ気づかないのか」
 講演会 :13:30〜15:30 
 セミナー:15:45〜17:00
参加費:講演のみ500円 セミナー:資料代、郵送費:300円
講演はなるべく事前にお申し込みください。
セミナーは事前のお申し込みが必要です。12月16日(月)までにお申し込みください。
お申し込み方法
①氏名(フリガナ) ②住所 ③電話番号 ④「希望する講演会の日付 ⑤セミナー希望の有無 ⑥参加を希望するセミナーの日付、もしあれば特に関心のある課題 を記して、メールあるいはファックスにてお申し込みください。
  申込先
  大阪府立大学女性学研究センター
  Eメール: joseigaku@gmail.com
ファックス: 072−254−9947
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【連続講演会趣旨】
今期は「ハラスメントの構造とジェンダー」と題して、全3回の連続講演会+セミナーを開催します。
セクシュアルハラスメントが社会問題化してからすでに20年余りが経過しました。かつては個人的な問題とされていたハラスメントは、当初問題化した男女間のみならず、職場のパワーハラスメント、マタニティー・ハラスメント等へと拡がり、女性の被害がいっそう深刻化する一方、男性の被害や同性間で生じる問題も顕在化してきました。女性労働者の労働相談の55.5%がセクハラに関するもので、妊娠出産にかかわる相談を加えると9割近くに及んでおり、男性労働者の相談も6割以上がセクハラです(平成25年雇用均等調査)。また厚労省が2012年度に実施したパワハラ実態調査によると、およそ4人に1人が被害を被っています。
 ハラスメント問題の難しさは、被害者が被害を認識しにくく、認識しても訴えることが困難な社会構造にあり、ジェンダーは依然としてその土台を構成しています。近年問題化しているスポーツの世界における身体的性的暴力問題は、このようなハラスメントの構造の典型と言えますが、同性間のハラスメントや男性被害などにおいても当てはまります。
 教育の場、職場としての大学もまた、様々なハラスメントの起きやすい場であり、有効な防止対策は学内の教育研究職場環境の改善のみならず、学生を労働社会へ送り出すにあたっても不可欠の課題と言えます。
 今期は近年のハラスメントの諸相を検討しながらハラスメントの構造をジェンダー視点からあらためて検討する機会としたいと思います。併せて少人数でのセミナーも開催します。みなさまのご参加をお待ちしています。