イベント情報

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開始日時: 2009年11月06日 (金) 18時30分
終了日時: 2009年11月06日 (金) 20時00分
会場: 梅光学院大学 1階S-1教室
会場URL:
連絡先: 083-227-1128(国際交流センター・河野)083-223-4585(下関労働教育センター)
登録団体:
パンフレット:
詳細: 「平和構築とジェンダー・ジャスティス縲恣激eィモールにおける女性への暴力 と正義の行方」

講師:マヌエラ・ペレイラさん(移行期正義のための国際センター東ティモー ルプログラム)

参加費:300円(学生無料)

 東ティモールは1999年の住民投票から10年目を迎えました。東ティモールの 解放と独立は、歴史の闇に隠されてきたふたつの外国占領期における性暴力の 真相究明に扉を開きました。その重たい扉を開け放ったのは、他でもない被害 者たちの発話です。そして市民団体や受容真実和解委員会(CAVR)などの活動 が彼女たちの行動を支えてきました。
 しかし、それらの犯罪に正義は下されたのでしょうか。被害者の公的救済は 行なわれたのでしょうか。住民投票前後の人権侵害(人道に対する罪等)及び 騒乱の責任、24年に及んだインドネシア支配下での人権侵害、そして日本軍占 領期(1942-45年)の女性への暴力(「慰安婦」問題)等、東ティモールの平 和構築期(1999年以降)における正義の状況をジェンダー・ジャスティスとい う視点から見つめ、私たちがすべきことを考えます。

☆移行期正義のための国際センター(ICTJ: International Center for Transitional Justice)
 ニューヨークに本部をもつ移行期正義に関するシンクタンク。「移行期正 義」とは、紛争後、民主化後の社会で実現される正義という意味で、過去の戦 争犯罪や人権侵害の裁判、真実探求、和解、被害者補償、再発防止、人権教育 といったテーマが深く関わる。

☆マヌエラ・ペレイラさん
 1967 年コバリマ県生まれ。1994 年、インドネシアのガジャマダ大学政治社 会学部コミュニケーション学科卒業。公務員を経て 1999 年からフォクペルス (東ティモール女性連絡協議会)のボランティアメンバーとなり、2000 年に同 団体の代表。2007 年から「移行期正義のための国際センター」東ティモール プログラム担当。また、2007 年から東ティモール国家選挙管理委員会委員。 ジェンダー暴力、女性の政治参加、紛争後の正義の問題などについて活発に発 言している。