「空虚な人生」「何もない自分」にならないために
1980年に、日本ではじめて「女性解放」の視点での心理療法を実践するカウンセリングルームを開き、フェミニストカウンセリングを牽引してきた河野貴代美さんと、その思想を引き継ぎながら、1万人以上の女性たちの悩みを聞き続ける、日本フェミニストカウンセリング学会認定フェミニストカウンセラーの加藤伊都子さんによる講座を開催します。
河野さんは、今年3月『1980年、女たちは「自分」を語りはじめた フェミニストカウンセリングが拓いた道』を出版(画像参照)。おふたりとも、女性の生きづらさに寄り添い、カウンセリングによって女性たちの自立を後押ししていらっしゃいました。
今回の講座のテーマは、娘、妻、母というジェンダー役割にとらわれずに、自分の人生を自分で決める自覚と方法について。
生きづらさの原因になりがちな自己評価の欠如、他者評価への依存の心理的背景とともに、実践的なコミュニケーションの手法について解説いたします。
加藤さんのもとへ訪れる女性たちの悩みは、さまざまな事態に対して受け身であること。たとえば夫に不満があっても、自分がこういったら、「離婚されるのではないか」「追い出されるのではないか「子どもと結託しているのではないか」と何も行動しないまま、不安と妄想を募らせる方が多いといいます。
そこから、どう自分の生き方を取り戻すのか、さまざまな事例もお伝えする予定です。
開催はウェビナー形式です。お顔が見えることはございません。気軽に安心してご参加ください。生き直し方のヒントを見つける機会にしていただければ幸いです。
お申し込みはこちらからどうぞ!
https://www.gentosha.jp/article/23977/
2023.09.06 Wed
タグ:フェミニストカウンセリング / エンパワメント