趣旨  第二次世界大戦後の世界構造がガラガラと崩れ落ちようとしている現在、この背景にある植民地主義、資本主義、家父長制といった抑圧と搾取の構造を知ることは、より良い社会の実現に不可欠です。そしてラテンアメリカでは多様な生を生きるフェミニストたちによって、この三者の問題をさまざまな異議申し立てとして、文学や芸術、生活実践や社会運動などを通して問いなおされてきました。
 今、ジェンダーギャップ指数が120位前後をさまよう日本からこの問題を考えることは、いわゆる主流フェミニズムが透明化してきた問題をも含めて、日本のさまざまな状況にも新たな気づきをもたらすきっかけになるのではないかと考え、ラテンアメリカとフェミニズムをテーマにシンポジウムを開催します。

日時 2024年8月3日(土)    開場10時 開演10時30分 終演予定14時15分ごろ(途中30分休憩を予定)

プログラム
洲崎圭子(お茶の水女子大学グローバルリーダーシップ研究所研究協力員)「ラテンアメリカ文学、フェミニズム、そしてマチスモ」
  カリーナ・アウマーダ(チリ共和国サンティアゴ市プダウエル区 先住民事務局   コーディネーター)「マプーチェ女性と先住民社会(仮)」:zoom
  岩間香純(アーティスト、翻訳家)「フェミニズムにおけるアートとアクティズム」:zoom
  廣瀬純(龍谷大学)「ラテンアメリカにおける採掘主義(仮)」
コメンテーター:柳原恵(立命館大学)+水口良樹(ラテンアメリカ探訪)

ハイブリット開催(参加費無料)
会場  早稲田大学(早稲田キャンパス)16号館106教室
オンライン Zoom Webinar ※今回オンデマンド(録画)配信はありません。ご注意下さい!

★シンポジウムの申込はこちらから→ https://tambo-latino200.peatix.com/

★シンポジウムの内容はブックレットとして書籍化します(2025年1月刊行予定)★
シンポジウム内容に加えてコラム多数+ラテンアメリカのフェミニズム理解を深める資料付きで準備中です。
出版のための寄付をどうぞよろしくお願いいたします。また寄付と一緒に予約購入していだきますと、ご自宅まで送付させていただきます。(http://latinestudiar.web.fc2.com/libro200.html)   
 ブックレット(予約購入特別価格) 1500円(税+送料込)

共催 ラテンアメリカ探訪200回記念企画実行委員会 + 立命館大学国際言語文化研究所ジェンダー研究会(五〇音順)
問い合わせ先:水口良樹(ラテンアメリカ探訪)yokishi@river.dti.ne.jp / 柳原恵(立命館大学)megumiy@fc.ritsumei.ac.jp