投稿誌『Wife』には一人一人が自分を見つめて発した生の声が集まっています。いろとりどりの人生を味わってください。

★特集「今だから話せるセクハラ」
 6編の力作が揃いました。

「記憶の底に沈んでいるものは」/「人生の教訓」/「あれはセクハラだったのだろうか」 /「少女の直感・大人の鈍感」/「より良いコミュニケーションのために」/「僕が受けてきたパラスメント」

「セクハラ」が新語・流行語大賞に選ばれたのは1989年。それから30年以上が過ぎて、この言葉を軸に自身の経験を言語化できるようになりました。「セクハラ」とは何か。女たちは何に傷ついたのか。「ハラスメント」の本質が見えてきます。


★オシゴトな女たち
「見極めた?」/「私の人工関節体験記」/「一緒にいかなきゃだめ?」
その道一筋。きちんと社会で働いてきたからこそ書けること。そしてまだまだ彼女たちは働きます。

★「第二次わいふ副編集長、無敵!和田好子追悼の会」報告

30年以上にわたって、女性を社会へ、背中を押し続けた和田好子氏。明快な主義主張を持ちつつも暖かな彼女の魅力、生きる力の見事さが、御息女の、参加者の語りから浮かび上がりました。

★今月号の注目作品★

・「息子の育休」
1年間夫婦で育休」って、今の世の中当然のこと?それとも行き過ぎ? 若い世代の育児に対する考え方は変化しているのに、ついていけないのは男女問わず親世代!? 
あわせて、仕事を休んで妊婦健診に付き添う若者を雇用する苦悩を描いた「一緒にいかなきゃだめ?」を読んで、理屈で割り切れぬ難しさも味わっていただきたい。

・「黄金色に輝いていた夕陽の中で」「『音』をのこす」
忘れられない一期一会。「洗濯機買い替えで得た気づき」のなかの「ネットでは買えないもの。それは『人とのつながり』」の言葉も心に沁みます。
人生の幾枚ものスナップショットの中から選んだ、鮮やかな一枚。じっくり味わってください。

ホームページ:https://womenslife21.net
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◆書誌データ
書名:投稿誌Wife 412号(2025年夏号)
著者:投稿誌Wife編集部
頁数:124頁
発行日:2025.8.1
出版社:(一社)アート・インテレクチュエル
定価:1080円(税込)