映画「5月の雨」ポスター




DV・虐待に苦しむ被害者を減らし、すべての人の尊厳が守られる社会を目指して活動する「ちょっと待って共同親権ネットワーク」で企画し、クラウドファンディングで製作費への協力を呼びかけました映画「五月の雨」が、このほど無事、完成しました。ご協力いただいた全ての皆さまに心より感謝申し上げます。


さる9月22日には、東京・渋谷でメディアや製作関係者向けの完成披露試写会を開催いたしました。
当日は主演の安川まりさんをはじめ、出演された俳優の皆さんにご登壇いただき、「五月の雨」製作委員会の熊上崇代表と映画に出演いただいた岡村晴美弁護士によるトークセッションも行われました。

9月22日の完成披露試写会で舞台あいさつする俳優の安川まりさん(写真左)

言葉で伝えることが難しい精神的DV(モラハラ)の被害の実相を、巧みな演技で表現してくださった主演の安川さんは、舞台あいさつで「『俳優は物言わぬ生活者の代弁者たれ』という恩師の言葉を思い出しました」と涙ながらに語ってくださいました。

映画を観てくださった方々からは「DVの実態や共同親権について、よく理解できた」「離婚後共同親権の問題点について理解が深まりました」などの感想も続々と届いており、改めて映像の力、映画の持つ力を実感しております。

この映画はDV被害当事者の声をもとに製作され、台本などにも活かされています。また数々のインタビュー、活動の記録もドキュメンタリーとして収めております。 詳細については「五月の雨」ホームページをご覧ください。https://maydayrain.com/
今後の上映予定などもホームページに掲載する予定です。
また、この映画が全国の多くの方々に届くよう、自主上映会を企画してくださる皆さまを募集しております。こちらのフォームからお問合せください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfwGDw9GYcv2Z7K7_w7TlELM2SjRkUPZyhwefWeB1kmahBzEQ/viewform

これからも、離婚後共同親権の問題が広く周知されるよう活動してまいります。引き続きご注目いただけますと幸いです。

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映画「五月の雨」のあらすじ
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家庭内で起こる静かな暴力。
第三者に透明化される被害。
そして離婚後も続く支配。
それは、まるで ” 見えない鎖 ” のように親子を追い詰めていく。
果たしてこの鎖を断ち切る方法はあるのか。

離婚後共同親権施行後の未来をドラマで再現、そして実際に離婚後に起きている凄惨な事件、DV被害当事者の声、弁護士への取材から離婚後共同親権の危険性を読み解いていく。