お助け情報

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No.12 回答 

2013.08.03 Sat

お嬢さんは現在20代の半ばでしょうか。これから大学院に進学されて、就職活動の頃おそらく26~27歳かもしれませんね。でも、マスコミの世界は「ブラックホール」のようなところがあって、他業種を経験してから転職してくる人も多いですし、年齢もかなり幅広く受け入れている業界です。

「マスコミ業界を経て大企業の一般職」は事実上不可能に近いですが、その逆の例はいくらでもあるのです。ですから、今から心配なさるよりも、まずはお嬢さんの決断を応援してあげてはいかがでしょうか。一旦勤めた仕事を辞めてまで挑戦したいのであれば、きっと追いかけたいテーマをお持ちなのではないかと思います。大学院在学中はそのテーマを極めると共に、学内外を問わず幅広い人脈作りにも励んでいただきたいと思います。

「大企業のOL経験」もマスコミ受験の際にはうまく活かせるかもしれません。経歴的にはちょっと異色な存在となるはずですから、その「ユニークさ」をプラス評価してもらえるように頑張ってほしいですね。

お母様の立場からすると「これでもし就職できなかったらどうするの?」というご心配があるかもしれませんが、マスコミはテレビ局や新聞社ばかりではありません。広告会社やリクルートなどの総合情報会社も、インターネット関連も大雑把にいえば「マスコミ」です。対象をキー局のテレビ局や全国紙に限定してしまうと、確かに「狭き門」かもしれませんが、ストライクゾーンを広く考えれば「メディア関連の仕事」は結構多いのです。まずは、できるだけの努力をして挑戦してみること。すべてはそこから始まると思います。お嬢さんの夢をぜひ応援していただけたらと思います。

カテゴリー:キャリア相談

タグ:仕事・雇用 / キャリア / no12 / 就活 / 福沢恵子