エッセイ

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6.22シンポ詳細決定:会田誠氏安吾賞にNo!

2014.06.04 Wed

会田誠氏への新潟市安吾賞授与にNo!  芸術といえば何でも許されるのか連絡会(準備中)からのお知らせです。

6月22日(日曜日)に新潟で開かれるシンポジウム「ほうっておけない第8回安吾賞――人権の視点から」のプログラム詳細が決まりました。

このシンポジウムは、芸術家・会田誠氏にたいして、新潟市が第8回安吾賞を授与したことを疑問視する新潟市内外の人びとによって企画されました。新潟市の安吾賞とは、坂口安吾が生まれた地であることにちなみ、「反骨と飽くなき挑戦者魂」を持ち「 日本人に大いなる勇気と元気を与え明日への指針を指し示すことで現代の世相に喝を入れる人物や団体」を顕彰するとされています。新潟市安吾賞HPはこちら

会田氏は、手足を切断され、首輪を嵌められた全裸の女児・女性を描いた「犬」シリーズなどで知られます。その作品は、性暴力を肯定し、女性の人権を侵害するものとして批判を受けています。その上、氏は、過去に公衆便所等に侵入し、女性の排泄行為をのぞき見ていたことをほのめかしています。
新潟市は、会田氏がこの賞の趣旨に合致すると考えているのでしょうか。しかも、市民の税金から副賞100万円を贈っています。行政がこうした人物に賞を授与し、「偽悪」として褒めたたえ、市民の財源から賞金を贈呈することは適切なのでしょうか? 
当日は「人権と行政の役割」といった、新潟市にかぎらない全国共通の問いにも切りこむ予定です。チラシはこちらから。新潟市はもちろん全国から、たくさんの方のご参加をお待ちしています。

=== プログラム詳細 ===

●西山千恵子 青山学院大学非常勤講師
「検証:第8回安吾賞の作られ方・語られ方――それで、勇気、もらいました?」

●澁谷 知美 東京経済大学准教授
「性犯罪経験があるかもしれないと人に思わせる『汚れたイメージの作家』を市が表彰することはなぜ問題なのか」

●牟田 和恵 大阪大学教授
「女性を沈黙させる性暴力表現・性犯罪」

●北原みのり ラブピースクラブ代表
 タイトル未定

●ほか交渉中

【日時】2014年6月22日(日)
 

 午後1時30分~4時00分

【場所】クロスパルにいがた・5階 交流ホール1

 資料代500円 要・事前申し込み 先着50名

☆メールまたはFAXで下記まで氏名、電話、所属をご連絡下さい。

 連絡先:メール tomkom0115@yahoo.co.jp
     FAX 025-250-5085

主 催:安吾賞を考える会(仮)

協 力:にいがた・文化を愛する会 にいがたジェンダーゼミ

カテゴリー:団体特集 / シリーズ

タグ:性表現 / アート / 会田誠

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