セックスレス時代の中高年「性」白書

著者:荒木 乳根子

harunosora( 2016-09-02 )

本書は、日本性科学会セクシュアリティ研究会が 2000 年、2003 年、2012 年にわたって中高年の有配偶者ならびに単身者を対象に行ったセクシュアリティ調査をまとめたものです。

昨今、セックスレスや不倫が増加していることは周知のとおりですが、本書では、中高年のセックス、マスターベーション、婚外セックスの頻度などの実態を明らかにするとともに、勃起障害・性交痛の有無、男女の性欲の相違、夫婦のすれ違いなどについても紹介・解説しています。

高齢化が加速するなか、子作り・出産を卒業した中高年に求められるセックスとは......。リアルな性調査を基に、本書はそのあり方・処方箋を少なからず提示しています。

編集=日本性科学会セクシュアリティ研究会

著=荒木乳根子/石田雅巳/大川玲子/金子和子/堀口貞夫/堀口雅子