11月になると、ロンドンの街はイルミネーションで彩られ、クリスマス・シーズンへ突入します。
イングランドのクリスマスの起源は、キリスト誕生祝いと異教徒の祭が一体化したもの。
クリスマスを祝う習慣は、宗教改革や産業革命期に一旦衰退しましたが、ヴィクトリア女王の夫アルバート公がドイツ式のクリスマスを王室に持込み、その後一般家庭にも広がりました。今日のように、クリスマスには家族と一緒に過ごしたり、ツリーを飾ったりする習慣が一般的になったのは、この頃のようです。

新年まで続く長いクリスマス期間中は、各地で様々な催しが開かれます。
この時期、ロンドンで最も賑わいを見せる場所の一つが、Winter Wonderlandでしょう。

ロンドン中心にあるハイド・パークが会場となった、広大な野外クリスマス・マーケット&遊園地です。冷え込みが厳しい季節にもかかわらず、大勢の人々が集います。マーケットには、ドイツのソーセージやクリスマス用のオーナメントを扱う出店が数多く並び、ジェットコースターや観覧車といったアトラクションが併設されています。魅力的なのは、何と言っても入場無料なところ!(アトラクションを楽しむためには、料金がかかります。)露店を見て回るだけでも、クリスマスの雰囲気を存分に楽しめます。

次にご紹介するのは、ロイヤル・アルバート・ホールです。ヴィクトリア朝時代に建てられた円形の屋内演劇場では、バレエやコンサート、時にはスポーツイベントなどの催しが開かれています。この時期にはクリスマス・コンサートが開催されていたので、ネットでチケットを買って早速行ってみました!

建物の中に入ってみると、会場の広さと美しさに驚かされます。舞台上にはクリスマスツリーが飾られ、カラフルな照明によって一段と光り輝いていました。この日の楽曲「メサイア」(「ハレルヤ」でお馴染みの曲です)をなんと500人もの歌い手が一斉に舞台に立ち、合唱する姿は圧巻です!選択する場所によっては比較的安価に購入でき、舞台上がはっきりと見える席もありますので、この時期にはドレスアップをして、優雅なひとときを過ごしてみるのはいかがでしょうか?(ちなみに、普段着でも問題なく入場できます)。

最近、キャンパスライフの紹介がすっかりご無沙汰していましたので、最後にキャンパスを訪れていたお客さんの写真を!間近でトナカイを見るのは初めてで興奮しましたが、その強烈なニオイと大勢の学生に囲まれて戸惑っている姿が基も印象的でした。クリスマス休暇で母国に帰る友人と一緒に、ほんのわずかながらクリスマス気分を一緒に味わうことができました。(つづく)
■ Megure Yui ■