きょう2月16日は歌手でアクティビストだったレスリー・ゴア(Lesley Gore)の命日です。
アメリカ大統領選の前ぐらいにフェースブックで友人がシェアしてくれたUpworthyの記事を読んではじめて レスリー・ゴアの You Don't Own Meという歌を知りました。
この曲、検索するとカバーしている人もたくさんいます。
約50年前のヒット曲。
日本でも流行ったのでしょうか?
レスリー・ゴアのヒット曲の一つにIt's My Partyがあります。
よりによって誕生日に恋人が去る失恋の歌。この歌は今でも時々耳にします。
だれが歌っているのか、人と歌がはじめてくっつきました。
You Don't Own Me
こちらの曲では「わたしはあなたの持ちものじゃない」
「わたしを所有物扱いしたり見せびらかしたりしないで」と歌っています。
この歌のすべてのフレーズに「そう!そう!」ってうなずいてしまうのです。
とりわけ気にいっているのがサビの部分。
Don't tell me what to do. ♪
Don't tell me what to say. ♪
何をしろとかって命令しないで。どんな話をしろとかって命令しないで。
ぜひ動画で。
フェースブックでシェアされていたUpworthyの記事にはVimeoの動画が貼り付けられています。
著名な女性たちがたくさんでてきてみんなで歌ってます。
あちらのセレブ事情にうといため、わかったのはSiaぐらいでしたがみんなかっこよすぎ。
クレジットもでています。
レスリー・ゴアがなぜ「選挙にいって投票しましょう」と呼びかけていたのか。
「わたしはレスリー・ゴアです。このメッセージを支持します。」
レスリーが支持すると言っているのはYou Don't Own Me の歌詞とこの動画のところどころに挿入されたメッセージのことです。
たとえば「オバマケアをつぶそうとする動きがあるようなときは女性票がとくに重要なのです」といったメッセージ。
レスリー・ゴアとこの動画を作った女性たちは共和党の動きに危機感を抱いていたのです。
歌の後に再びレスリーが登場。
「この曲のレコーディングをしたのが1964年。いまだに女性が同じことのために戦っていることが信じがたい。
だからみんな、結束する必要があるのよ。
わたしたちの体を守ること。わたしたちの体はわたしたちのものなのだから。
どうか、選挙にいって投票してください!」
と締めくくっています。
レスリー・ゴアのこのアクティビズムについては2012年10月22日にワシントンポストが記事にしています。
そちらに貼り付けられたYouTubeの動画をこちらでもシェアします。
これは4年前の大統領選前に作られていたビデオです。Upworthyの記事に貼り付けられた動画のほうは2年前の中間選挙に向けたメッセージとして数字などが編集しなおされたようです。
以上、マスコミがとりあげないであろうニュースであり、マイ旬な話題でした。
そして+アクション。
近ごろこの歌の話を(歌付きで)披露しているうちに恋愛と政治のお作法の一つとして提案できるかなと思うにいたり標語にしてみました。
べたぼれに惚れた相手があなたでも
You don't own me.
わたしはわたしでいるつもり。
この「あなた」が恋人であれ、国であれ、仕事であれですよ。
(石河敦子)
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