ブックトーク★『そろそろ「社会運動」の話をしよう』★ 編著：田中優子・法政大学社会学部「社会を変えるための実践編」講座、明石書店、2014年

2017年3月5日（日）に開催されたブックトークの映像を公開します。


講師
島本美保子　法政大学教員　本書／第６章「保育園民営化問題に直面して」執筆
荒井容子 　 法政大学教員　本書／第７章「教員の不当解雇と裁判闘争」執筆

テーマ2　★　第６章「保育園民営化問題に直面して」島本美保子さんのご講演。

★参加者から、島本美保子さんへのメッセージ！ 　　　

・この本を作ってもらってありがとうございます。長い間、社会運動に参加しなきゃと思いながら、けっこう敷居が高かったのですが、法政大学の授業を垣間見ることができて、自分が今までやってきたことも、もしかしたら社会運動かも…と思いました。大学の役割についても、社会還元としてとても良い仕事だと思います。これからも、社会への発信をよろしくお願いします。

・今後も、ママたちが当事者になり得る事象ですね。授業で学生たちの生の反応も伝えていただいたのでわかりやすかったです。

・同じく娘が在園中に民営化された経験があるので、共感する内容でした。子どもを社会でささえられるように、しっかり声をあげて社会に伝えていくことが大切だと思った。

・保育園の数・質の調査、待遇の改善、行政・議会への働きかけ、すばらしい運動の展開に拍手です。

・つい、自分の経験で物事を考えがち…という言葉にはっとしました。データに基づいたり、客観的な視点から学ぶことが重要だと改めて感じました。

・行政パーソンも市民であること…への気づき。行政パーソンへ働きかけることが必要だと思います。議員の動きをもう少し知りたい。議会の質の問題提起。

『そろそろ「社会運動」の話をしよう』編者の田中優子さんは、WANシンポジウム2017＠北海道・札幌で、基調講演「さあ、「社会を変える」を始めよう」をテーマに登壇されます。
詳細は、WANシンポジウム2017＠北海道・札幌のご案内へ。