
先日、家族でフレンチ・レストランに行ったときのことです。
家庭内でミソジニーを目の当たりにするとは、思いもよりませんでした。
身内のことを悪く言うのも気が引けますが、場面の根底に明らかなミソジニーを感じましたので、投稿させていただきます。
家族揃っての外食など、何ヶ月ぶりでしょう。
わたし達は一つ目のパンをいただいていました。
それはふっくらとした、「ハイジのパン」でした。
お料理には、美味しい柑橘系のアボカドソースがかかっていました…。
そのときです、父が、隣に座っていた母のパンを略奪しました。
母もわたしも、目を疑いました。
父曰く、「ソースが美味しかったのでパンに付けて食べたかった。(母は)もういらないのだと思った」とのこと。
たしかに、母は日頃糖質制限をしています。
ですが、百歩譲ってフレンチのマナーはさておき、妻のパンを略奪するとはいかがなものでしょうか?
笑い事ではありません。
わたしはここに、「妻は自分の所有物である」というミソジニーを感ぜずにはいられませんでした。
その証拠に、「会社の人とフレンチに行っても、パンを略奪する?」と聞いたところ、「会社の人にはしないだろう笑」との答えが返ってきました。わたしは、パンはいくつか貰えるものであり、メインを食べ終えるまでに無くなれば良いこと、母は決して「いらないから残していた」訳ではないことを伝えました。(だってそのパンは本当にとても美味しかったのです。)
わたしの性被害の件では、「人に話すな」などと昭和的発言は一切せず、むしろ協力的にわたしをサポートしてくれている父ですが、長年の男社会による会社勤めで、無意識のうちにホモソーシャルに加担し、また脳内には無意識のうちにミソジニーが根を張っていたのだと感じました。
些細な出来事ではありますが、物事の発端として、これから何かを考えるときの良いきっかけになるかもしれないと思い、(父の了承を得た上で)ここに書き留めます。
慰安婦
貧困・福祉
DV・性暴力・ハラスメント
非婚・結婚・離婚
セクシュアリティ
くらし・生活
身体・健康
リプロ・ヘルス
脱原発
女性政策
憲法・平和
高齢社会
子育て・教育
性表現
LGBT
最終講義
博士論文
研究助成・公募
アート情報
女性運動・グループ
フェミニストカウンセリング
弁護士
女性センター
セレクトニュース
マスコミが騒がないニュース
女の本屋
ブックトーク
シネマラウンジ
ミニコミ図書館
エッセイ
WAN基金
お助け情報
WANマーケット
女と政治をつなぐ
Worldwide WAN
わいわいWAN
女性学講座
上野研究室
原発ゼロの道
動画





