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東京
夜職サミット2024 困難女性支援法の施行前夜に考える「歌舞伎町の路上売春」
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| イベントURL: | https://peatix.com/event/3781992/view |
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| 主催者: | NPO法人風テラス |
| 主催者URL; | https://futeras.org/ |
| 開始日時: | 2024年01月14日 (日) 13時30分 |
| 終了日時: | 2024年01月14日 (日) 16時30分 |
| 会場: | 東京都新宿区歌舞伎町2-4-10 KDX東新宿ビル 3F |
| 会場URL: | |
| 連絡先: | info@futeras.org |
| 登録団体: | |
| パンフレット: | |
| 詳細: | 開催日:2024年1月14日(日)13時30分~16時30分 <今回のテーマ> 困難女性支援法の施行前夜に考える「新宿歌舞伎町・路上売春」 コロナ禍の最中に注目を集め、今なおメディアによる報道や警察による摘発が続く歌舞伎町の路上売春。 路上に立つ女性たち、声をかける男性たち、女性たちに支援を届けたいNPO、売掛を回収したいホスト、当事者の声を聞きたがる国内外でのメディア、この問題に絡むことで注目を集めたいインフルエンサーやYouTuber、そして女性の性被害を止めたい政治家や活動家など、それぞれの思惑や欲望が複雑に絡み合い、「貧困」「家出少女」「ホス狂」などのワンフレーズのみでは語れない、複雑怪奇な世界になっています。 2024年4月には、様々な困難を抱えて社会の中で孤立・困窮している女性を支援するための法律=困難女性支援法が施行されます。 路上売春の世界は、まさに「困難女性」が集まる空間になっていますが、当事者や支援者の声、及びこの世界を取り巻く様々な社会課題については、まだ十分に可視化・言語化されているとは言えない状況です。 今回の夜職サミットでは、歌舞伎町の路上売春の現場で日々女性たちの支援を行っているNPO法人レスキュー・ハブ理事長の坂本新さん、そして夜の世界を「生き場所」とする女性たちの蠱惑と渇望を描いた小説『トラディション』を上梓された鈴木涼美さんをお招きして、巨大歓楽街の路上に立つ女性たちの現状と背景にある課題を、困難女性支援法の前夜に、徹底的に語ります。 <ゲストのプロフィール> ◆坂本新(さかもと・あらた)さん NPO法人レスキュー・ハブ理事長。 大学卒業後、民間警備会社に就職。中南米、ロシア等の日本大使館にて警備・防諜業務に10年間従事。 2013年に国際NGOに転職、2020年4月より現職。繁華街でのアウトリーチを通し、困難を抱える夜職従事者に直接支援を提供している。 2023年11月に刊行された『ルポ 歌舞伎町の路上売春 それでも「立ちんぼ」を続ける彼女たち』(春増翔太・ちくま新書)で活動が取り上げられている。 ◆鈴木涼美(すずき・すずみ)さん 1983年生まれ、東京都出身。慶應義塾大学卒。東京大学大学院修士課程修了。 小説『ギフテッド』が第167回芥川賞候補、『グレイスレス』が第168回芥川賞候補。 著書に『身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論』『愛と子宮に花束を 夜のオネエサンの母娘論』 『おじさんメモリアル』『ニッポンのおじさん』『往復書簡 限界から始まる』(共著)『娼婦の本棚』 『8cmヒールのニュースショー』『「AV女優」の社会学 増補新版』『浮き身』などがある。 ホストクラブの受付で働く「私」、ホストにハマる幼なじみなど、 夜の世界を「生き場所」とする彼女らの蠱惑と渇望を描く小説『トラディション』を2023年12月8日刊行。 ◆坂爪真吾(さかつめ・しんご) NPO法人風テラス理事長。 1981年10月21日新潟市生まれ。東京大学文学部卒。 大学時代は上野千鶴子ゼミに所属し、新宿歌舞伎町・渋谷・池袋などで風俗店のフィールドワークを行う。 2015年10月 風俗店で働く女性の無料相談事業「風テラス」を開始。 2022年4月 風テラス事業をNPO法人化。 2023年、「風俗で働く若年女性へのアウトリーチ事業」が休眠預金活用事業の助成採択事業に選ばれ、 SNS広告によるデジタルアウトリーチを実施。1年間で累計4,000件を超える全国の夜職女性の相談に対応。 新潟県「困難な問題を抱える女性支援及び配偶者等暴力防止・被害者支援基本計画」策定委員。 <当日のタイムスケジュール> 開場~受付開始 13:15 諸注意~開始の挨拶 13:30 第1部 ゲストの座談会 「新宿歌舞伎町・路上売春の現在」 13:40~14:40(60分) 1.ゲストの自己紹介~歌舞伎町と関わるようになった経緯・動機など 2.支援者の立場から見た「新宿歌舞伎町・路上売春の現在」(坂本さん) ・どのような女性たちが、どのような目的・経緯で路上に立つのか ・この一年間の「ホスト売掛」「路上売春」に関するメディアでの報道、法規制をめぐる議論、警察や行政の動きに対して感じたこと・・・etc 3.作家の立場からみた「夜の世界を生き場所とする女性たちの蠱惑と渇望」(鈴木さん) ・「推しに貢げないと生きている価値がない」という価値観に囚われれる背景、ホストとの関係、「わかりやすい」ファッションの意味 ・この一年間の「ホスト売掛」「路上売春」に関するメディアでの報道、法規制をめぐる議論、警察や行政の動きに対して感じたこと・・・etc 4.支援者の立場から見た「歌舞伎町の路上売春」の背景にある社会課題(坂本さん) ・彼女たちの生育歴、社会的養護との関係、つなぎ支援の難しさ、「取締りから立ち直り支援へ」の現状と課題 ・行政・警察との連携、女性支援と炎上をめぐる問題など・・・etc 5.ホストクラブ、そして歌舞伎町という場に依存する彼女たちの抱える課題(鈴木さん) ・承認欲求と競争意識、推しカルチャーの功罪、金銭感覚の狂い、売春に伴う感覚変容・男性に対する意識の変化など ・持てる者・持たざる者の両者にとって「フェアな場所」「居心地のいい場所」「どのような形であれ、自分が必要とされる=需要のある場所」としての歌舞伎町 ・「借金や売掛でしか他者とつながれない」「売掛があるから頑張れる」問題、昼職への復帰の難しさ、閉じた人間関係、社会との接点の欠如など ・なぜ今、(昔から存在していた)「ホスト」「売掛」がここまで問題化されるようになったのか・・・etc 6.2024年4月の困難女性支援法の施行を控えて、私たちにできること ・ホストの売掛問題の着地点を考える・・・ホスト個人と店との関係、売掛の上限規制の是非、ホストとして働く若年男性への支援の必要性など ・現場での被害や不幸を減らしていくために必要な支援・制度とは ・夜の世界に生き場所(居心地の良さや公正さ、救い)を見出す女性たちにどう寄り添うか ・メディア・報道に求められること・・・etc 第2部 会場との質疑応答 14:50~15:35(45分) 終了~会場でサイン会&交流会 15:40~16:30(50分) |
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