女性が健康を守るために、安心して、適切かつ安全に、緊急避妊薬にアクセスできる社会の実現を目指す「緊急避妊薬の薬局での入手を実現する市民プロジェクト(通称:緊急避妊薬を薬局でプロジェクト)」では、この度「緊急避妊薬OTC化の試験的運用に反対し、全国的なOTC化早期実現を求める要望書」を厚生労働省に提出、記者会見を開催します。

2023年5月12日に開催されたスイッチOTC評価検討会議にて、緊急避妊薬のOTC化について、一部地域の薬局における試験的運用を通じてデータ・情報を収集・分析し、課題・対応策を検討するという案が出されました。WHOは、緊急避妊薬の入手は女性の権利とし、「必要とするすべての女性・少女がアクセスできるようにすべき」と勧告しており、国際産婦人科連合(FIGO)は緊急避妊薬をOTC/処方箋を必要としない提供に適するとしています。また、46,312件のパブリックコメントが集まり、約98%が賛成であったことを鑑みても、意図しない妊娠のリスクを抱えたすべての女性が日本でも迅速に緊急避妊薬にアクセスできるよう、緊急避妊薬の早急かつ全面的なOTC化の実現を求めます。詳細は、添付のプレスリリースをご覧ください。要望書につきましては随時サイトでも公開させていただきます。

記者会見は2023年6月23日(金)11時00分~12時00分で開催予定で、オンラインでご参加いただけます。
是非ご参加、拡散いただけますと幸いです。
▼お申込み(事前にご登録をお願いいたします。)
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_WG7rgNKzRa-83x2FHOtt4Q

なお、次回のスイッチOTC検討会は6月26日に開催を予定されています。このままでは緊急避妊薬OTC化は遠い遠い先のこととなってしまうことを強く懸念しています。
引き続き応援のほどどうぞよろしくお願い申し上げます。

#緊急避妊薬を薬局でプロジェクト

/////////////////////////////////
緊急避妊薬の薬局での入手を実現する市民プロジェクト共同代表
#なんでないの プロジェクト代表
福田和子

プロジェクトWebサイト:https://kinkyuhinin.jp/
要望書全文: https://kinkyuhinin.jp/advocacy/#advocacy02
署名キャンペーンWebサイト: http://change.org/afterpill