
https://www.beingkazue.com/より
映画『かづゑ的』3月2日より全国公開 ◆熊谷博子
ドキュメンタリー映画を作っている熊谷博子です。
瀬戸内海にある国立ハンセン病療養所・長島愛生園。
10歳で入所し、約85年をそこで生きる、宮﨑かづゑさんを8年間撮り続け、映画を完成させました。
とても素敵で個性的な女性で、タイトルを『かづゑ的』といいます。
病気の後遺症で両手の指はなく、右足はひざ下から切断、左足先も失われています。
78歳でパソコンを覚え、84歳で初めての著書「長い道」(みすず書房)を出します。瑞々しい筆致に心うたれます。
かづゑさんの口癖、「できるんよ やろうと思えば」
撮影中に、どれだけエネルギーをもらい、励まされたことか。
ハンセン病が背景にありますが、人間が生き抜くために何が大切か、普遍的なことを描いたつもりです。
信じれないようなシーンが重なり、泣いて笑って元気と勇気の出る映画です。
詳しくは、公式HP https://www.beingkazue.com/ をご覧ください。
3月2日より、東京のポレポレ東中野、ヒューマントラストシネマ有楽町を始め、全国公開となります。
★3月2日(土)~
ポレポレ東中野 9:50 14:40
ヒューマントラストシネマ有楽町 12:00
◆トークイベント ポレポレ東中野
私は各回おります。ゲストとのトークは、14:40の会の上映後。
2日(土)は斉藤とも子さん(女優 本作ナレーション)でした。
鎌田慧さん(ルポライター)/大島新さん(ドキュメンタリー映画監督)/
永田浩三さん(武蔵大学教授 ジャーナリスト)/原一男さん(映画監督)/
斎藤美奈子さん(文芸評論家)/三宅民夫さん(フリーアナウンサー)/
坂手洋二さん(劇作家)と多彩。こんな方たちとの短いトークなんて本当に
もったいない、と思いつつ。
他地域の方は、HPで確認をお願いします。
ぜひ劇場へおいで下さい。
“感動”以上のものがあるのを確信しています。
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