みなさまご無沙汰しております。
オランダはさわやかな天気が多くなってきました。
日の入りは21:50ごろで、以下の写真は22:13分に撮ったものです。
夕焼けが綺麗でした。
先月5月18日(土)にデン・ハーグでプライドパレードがあると、友人のゾリッゴ君が教えてくれたので、行ってきました。
当日ハーグの中心地に着くと、プライドパレードがあると聞いていたのに街はいたっていつもと同じ、どこにもレインボーが見当たりませんでした。
しばらくするとゾリッゴ君がデン・ハーグ中央駅に到着したのでそこに向かうと、駅の前にある公園がプライドのイベント会場になっていました。
この公園は通常開放されているのに、この日だけは周囲に壁が張り巡らされており、入場するのに手荷物検査がありました。
これはセキュリティチェックではなく、飲食物を持ち込んでないかのチェックでした。
公園内に飲食店が出店しているので、そこで購買するようにという意図の様でした。
私たちは持参したパンがあったので近くの川辺でまず食べてから入場することにしました。
お互いの近況報告をしている時、ロシアの話になると穏やかな彼の表情は一変して厳しくなり、今のロシアは戦争に行った帰還兵なら街で殺人をしても捕まらないような恐ろしい国になってしまったと話してくれました。
プーチンは刑務所を増設していて、新しい刑務所の近所に住む彼の家族が心配だと話していました。
ゲイである彼が自分らしくロシアで生きることは、今は不可能なようです。
その後公園に戻るとステージからはDJ音楽が流れ、周りで人々が踊っていました。
しばらくするとプライドウォークが始まる準備で、人々が出発ゲートに集まってきました。
私はこの日、手荷物が多く長く歩けそうもないのでゾリッゴ君や彼の友人たちを見送って帰宅しました。
ゾリッゴ君がプライドウォーク中の写真を送ってくれました。
アムステルダムのプライドパレードは、街全体がレインボーに染まり、老若男女参加者全てが盛大な祝典ムードに包まれカオスと化しますが、デン・ハーグのプライドパレードは限られた場所で、限られた人によるお祭りという感じでした。
無料のイベントにも関わらず公園が壁に覆われ、
ゆる〜い(ほぼ見てない)持ち物検査があるところも違和感がありました。
官公庁や各国大使館、王の宮殿もあるオランダの首都デン・ハーグのプライドパレードはアムステルダムのクレイジーさに比べると、おとなしめのお行儀の良いイベントという印象でした。
(私はクレイジーなのが好きです!)
今回も読んでいただき、ありがとうございました。
デューイ!(バーイ!)
☆☆☆☆☆☆
Sami
1973年生まれ。Feminist、非典型所属者。
群馬→東京→アメリカ・ノースカロライナ州→東京→オランダ(いまここ)
大事なもの:Freedom of Choice
座右の銘:実践あるのみ
猫と幸せに生きています。
自分の居心地のいい場所は自分で作ります。どうぞご一緒に。
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