ぱっぷす(ポルノ被害と性暴力を語る会) https://www.paps.jp/ の久しぶりの対面の活動報告会です。
私たちは2009年に設立し、初期には映像による性暴力被害に関する啓発活動をしておりましたが、2012年から相談窓口を開設し、デジタル性暴力被害を中心にして、性風俗などで起きている性暴力被害相談に対応してきました。
以来相談累積は5700名を超え、現在は毎月200件近い新規相談があります。
わけても、性的映像を強奪して金をゆするセクストーション被害は増加の一途です。この被害者のほとんどが若い男性という特徴があります。
昨日(7月31日)警察庁でホストクラブ問題の検討委員会が開催されました。ぱっぷすではたまり場を作り、若い女性たちの生の声を聴いております。押しのホストに入れあげる若い女性たちの生の声には、なんとも切実なよりよく幸せに生きたいという女性たちの願望が込められています。この願望をホストという形で搾取されている現実を日々見せつけられています。
などなどお伝えしたい事柄がぎっしり、です。
どうそ、報告会にお越しください。
ぱっぷすでは、性的搾取・デジタル性暴力にあわれた方々の相談支援活動を通じて、性的搾取の連鎖を切り、性的搾取を引き起こす根本的な課題を解決するために活動をしています。今日、「セックスは買える」という考え方は様々なメディアを通じて社会に浸透しています。性を買うことが寛容な社会では、それが犯罪であっても被害者にとっては自己責任として扱われ、被害を訴える力が奪われています。反対に加害者は逮捕のリスクが低くなり、新規参入者も増えて性的搾取が横行します。一方で、性的搾取の構造の犠牲になりやすい多くの子ども・女性に対しては、相手の恋愛感情を利用して高額な飲食代を請求させる悪質商法「ホストクラブ商法」などにより、被害女性を物色し、所有資産以上のお金を使わせ借金漬けにさせ、AV出演・性風俗などの性を売ることを強いてきました。
私たちは、これまでどう立ち向かってきたか、これからどのように立ち向かえば良いか。この2年間、ぱっぷすが力の限り立ち向かってきた軌跡について振り返りながら、ぱっぷすが取り組む社会問題と政策提言について解説いたします。
ぜひ報告会へのご参加をいただき、ぱっぷすが直面している性的搾取の現状についてお伝えできればと幸いです。
活動報告の内容について
相談支援活動の報告
デジタル性暴力被害の現状について(主にセクストーション被害)
現在のAV出演被害の報告
意に反して拡散した削除要請などについて
2,アウトリーチと居場所支援から見えてきたホストクラブ商法の構造について
3,SNSを通じたマネタイジング・ミソジニー(女性嫌悪の収益化)とその対策
4,日本の性的搾取をなくすためのストラテジー(戦略)について
申し込みはこちらから https://qr.paps.jp/iHJ9H
<開催日時・場所・申し込み方法>
日時:2024年8月3日(土) 18時30分~20時00分(1.5時間程度)
開場18時00分 ~
場所:東京ウィメンズプラザ 第1会議室 (東京都渋谷区神宮前5丁目53−67 )
<参加申し込み>
以下URLから事前の申し込みができます。
https://qr.paps.jp/iHJ9H
<交通アクセス>
渋谷駅 宮益坂口から徒歩12分
表参道駅 B2出口から徒歩7分
都バス(渋88系統)渋谷駅から2つ目(4分)青山学院前バス停から徒歩2分
ぱっぷすのサイトはこちら https://www.paps.jp/。