2012.05.08 Tue
4月の市民交流事業では、「つながれっとシアター&交流会」を開催しました。
ゴールデンウィークの初日、お天気も良く行楽日和だったのですが、定員50名にほぼ近い大勢の皆さんにお集まりいただきました。
ココ・シャネルの生涯を描いた「ココ アヴァン シャネル」の上映のあと、参加者の方々で感想などを自由に分かち合っていただきました。
孤児院で育ったココ・シャネルが、有名になることを目指して生き、ついにはファッションの世界で成功をおさめるまでが描かれます。映画では、自分の出自に係わりなく、貴族相手に物おじせず、男性上位の世界でたくましく生きる姿が痛快です。シャネルは、男性のスーツからヒントを得て、女性のファッションを大きく変えたことで知られていますが、映画からも、当時の彼女のアイディアが現代の女性のファッションにもつながっていることを感じました。“誰の妻にもなりたくない”と語るシャネルの姿が、強く印象に残った映画でした。
スタッフとして、「つながれっとシアター」に初めて関わった私は、映画のあとの交流会になれば、半分くらいの方がお帰りになるのでは…と心づもりをしていました。初めて会った人同士で、映画の感想を話し合うというのは抵抗があるんじゃないかなーと内心思いましたので。
上映が終わり休憩をはさんで、いざ交流会が始まりますと、8割くらいの方々がご参加くださり、たいへん嬉しい誤算でした。数人ずつのグループで、和気あいあいと話し合いが続く様子には、こちらも心がじんわりと温かくなりました。
シャネルの香水について、「N゜5しかつけたことない」、「N゜9よりN゜19の方がいいわよ」と語る女性のグループ、「シャネルは“強い女性”のイメージだったけど、支える男性の存在があったことが意外だった」という声や、「彼女のおかげで今、私たちが自由にファッションを楽しむことができる」といった感想が聞かれました。
皆さんのご様子から、交流会で映画の感動、感想を分かち合うことで、一層深く映画を味わっていただけると実感しました。次回のつながれっとシアター&交流会にも、どうぞお気軽にご参加ください。
(塚田 恵)
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