『上野千鶴子のサバイバル語録』!
読みました。

本日の、「わたしのお気に入り」ベスト3です。

「サヨナラを言うために書く」(17)

「人間の本質は、負け戦の時に表れる」(25)

「よくわからないから不安になる」(104)

毎日、お気に入りを見つけたいと思っています。

そのときの「じぶん」の状態がよくわかる!すごい本です。

本日の、「わたしのお気に入り」ベスト3
ぜひ、あなたも、下記のコメント欄で、お寄せください★

■ 渋谷 典子 ■

★『上野千鶴子のサバイバル語録』(上野千鶴子、文芸春秋)! 3/12(土)朝日新聞/朝刊、「天声人語」に引用されています。

★「もっと保育園を作れ」社会学者の上野千鶴子さんには数々の名言があると、前に小欄で書いた。この度、その名言集が出版され、驚くと同時に喜んだ。『上野千鶴子のサバイバル語録』。「いまを生きる女たちに、もしかしたら役に立つかもしれないことば」が並ぶ▼語録という性格上、文脈を離れて自由に引くことをお許し頂く。(冒頭より転載)★

一部分を引用された語録は、次の二つ!

114  男は言葉を生み、女はいのちを産む、ですって? とんでもない。今や女は、子どもを産み、コトバも産む。あとは、解釈を、いかに禁ずるかだ。急げ。解釈が追いつく前に。

115  コトバは、現実ではない。むしろ、コトバが現実をつくる。だとしたら、コトバによってつくられた「現実」には、「ほんとうらしいウソ」と「うそっぽいウソ」とがあるだけだ。すべての可能な「現実」は、この両極の間にある。