「WAN基金コロナ禍対策女性連帯プロジェクト」では、本日2020年5月15日、助成第1号として、
認定NPO法人女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべに助成金を振り込みました。

認定NPO法人女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべは、1992年に設立された老舗(?)の女性支援活動団体です。
http://wn-kobe.or.jp/
阪神淡路大震災時にも女性支援を行ってきた団体であり、代表の正井禮子さんは阪神淡路大震災時の性暴力問題について真っ先に問題提起されました。

この度の新型コロナのパンデミック下では、以下のような活動をされています。

災害時同様に、夫の失業や減収によりDVの増加が予測される状況において、 通常の電話相談やシェルターでの緊急一時保護に加えて、メールやSNSによる相談、定額給付金の案内等を行っておられます。 また、シングルマザーも平時から、貧困や孤立感から児童虐待に陥る場合も少なくないので、新型コロナの影響で保育所に幼児を預けられなかったりして、子育てに追い詰められないように、スタッフから電話かけをして、子育ての悩みに応じています。
居場所―WACCAも週2日は開設しており、シンママ・エール便として、食料や洗剤等の生活物資の配送を行ったり、来談者の相談に応じています。

このような活動に対して、WAN基金運営委員会は敬意をもって助成を決定し、迅速に助成金交付を行いました。

WAN基金では、寄付が集まり次第、次々にこのような「しんどい女性を支援する」女性活動団体に対して、 助成を進めていきます。

コロナ禍で苦しむ女性たちへの支援のため、ご寄付のほうもよろしくお願いします。
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