(2021年7月19日追記 )
2021年7月19日、外国特派員協会にて呼びかけ人を代表して、飯村豊さん、上野千鶴子さん、春名 幹男さんが記者会見を行い五輪反対の活動の意義と最後まで五輪中止を求める決意を英語で外国メディアに表明。
その後、東京都庁へ赴き、多羅尾光睦副知事(東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会副会長)に対し、五輪中止を求める小池百合子知事宛書簡と署名者リスト(7月2日〜19日11時まで集まった139,579名)を手渡しました。さらに、都庁内で日本人記者団と会見し、我々は五輪中止を諦めておらず、引き続き運動を続けていく考えを表明しました。
会見の全ては外国特特派員協会Youtube でご覧いただけます。→ https://www.youtube.com/c/FCCJchannel/live
英語での上野千鶴子声明全文はこちら → https://wan.or.jp/article/show/9628。
(2021年7月20日追記 )
7月20日内閣官房事務局にて、飯村豊さん、春名幹男さんは東京五輪開催反対を訴える書簡と皆様のご署名を菅総理大臣宛に手交しました。(7月2日〜20日11AM付 140,803名分)
トーマス・バッハIOC会長、アンドリュー・パーソンズIPC会長宛にも同様の書簡と署名を届けました。
【署名のお願い】私達は最後まであきらめない!
東京五輪開催の危険性がますます明らかになっています。私たちは五輪主催者が状況をしっかりと直視し、開催を中止することを緊急に求めます。
・7月13日ポリタスTV 感染拡大下の五輪強行に反対 五輪開催の中止を求める新たなネット署名に10万筆以上が集まる。
ゲスト:飯村豊さん、上野千鶴子さん、田中優子さん、春名幹男さん、高橋源一郎さん →視聴はこちらから
・日本語版署名はこちら 7月6日、英語版(English version)、フランス語版(version Français) / Español / Deutschもアップされました。
この内閣総理大臣、IOC, JOC、都知事への要望書にご賛同の署名を頂ければ幸いです。「もうしかたがない」「何を言ってもムダ」の無力感をはねかえすためにもご協力ください。拡散もよろしくお願いいたします
日本語版署名はこちらから
英語版署名はこちらから
フランス語版(version Français) / Español / Deutsch署名もアップされました。
*以下、http://chng.it/D7MKHt2nN9より転載*
いよいよ五輪開催が予定される期日が迫ってきました。私たちは昨年の開催延期の決定以来、日本政府と五輪主催者が「安心安全」のスローガンをどのように実現するのか、国民に納得のいく説明を行うのを待ってきました。残念ながらそのような説明が行われていないどころか、逆に感染防止体制の様々な欠陥が明らかになってきました。また、現在首都圏ではコロナの感染者数が再拡大する傾向にあり、感染力の強いデルタ株の割合も増えています。高齢者以外の方々にあまねくワクチン接種をおこなうことも不可能であると報道されています。このように低いワクチン接種率で行うことになろうとは1年前に考えてもみませんでした。私たちの不安は急速に高まっています。
私たちの怒りも深くなっています。日常生活の抑制を求めながら、数限りないコロナクラスターを無数につくる可能性を秘めた五輪開催を強行しようとする不条理に、また子どもたちから運動会を奪いながら観戦を求めようとする大人の身勝手に怒っています。
中止を訴えるデモや署名運動が各地で行われています。当然のことです。
このように1年前に延期を決めたときと現在では、開催をめぐる条件が変化しているにもかかわらず、IOCと日本政府は開催ありきで、市民の声を聞く気が全く無いようです。市民の間には今さら何を言ってもと無力感が拡がっていますが、それでもこの切迫した時期だからこそ、最後のチャンスと考え、あえて言うべきことを言っておきたいと、私たちもこの署名をもって、その隊列に加わります。
日本国民の健康と命、そして世界の人々の健康と命が守られなくてはならないと考え、政府に改めて訴えます。歴史的暴挙ともいうべきこの東京五輪が中止されることを求めます。
心配しているのは日本人だけではありません。世界の人々が心配しています。それは感染のくり返しは新たな変異株を生み、世界中に広がるからです。菅総理大臣は、"安心安全"のオリンピックにすると言われますが、世界の方々も納得していません。日本は世界に迷惑をかけようとしています。この心配が海外のメディアから伝わってきます。これは「スーパー感染拡大イベント」だ、なぜ中止しないのかと。
感染を防ぐためには入国、移動、競技場のアレンジ、選手村やホストタウンでの生活、病室の確保、保健所による体制作り等、極めてきめ細かな対策が取られる必要があります。
すでに海外の選手6名が実は陽性者であったとのニュースが流れています。これから10万人近くの海外の選手やオリンピック関係者が入国してくると何が起きるのかを予想させるのに充分です。「スーパー感染拡大イベント」にならないようにすることはほぼ不可能だと思われます。バブル方式は空想の産物です。
もはや残された時間は少なくなってきました。私たちは切羽詰まったお願いをしております。遅くなる前にこの暴挙を中止する決断をしていただきたいと。
呼びかけ人(五十音順)
浅倉むつ子(法学者)・飯村豊(元外交官・幹事)・上野千鶴子(社会学者)・内田樹(哲学者)・大沢真理(東京大学名誉教授)・落合恵子(作家)・三枝成彰(作曲家)・佐藤学(東京大学名誉教授)・澤地久枝(ノンフィクション作家)・田中優子(前法政大学総長)・津田大介(ジャーナリスト)・春名幹男(ジャーナリスト)・樋口恵子(評論家)・深野紀之(著述家)
賛同者:高橋源一郎(作家)・日向敏文(作曲家)・三浦まり(政治学者)
*関連記事と報告↓最近のものを上に追記します。*
■ 呼びかけ人の一人である佐藤学さんが、「ハルマゲドン?!のオリンピック」というタイトルで7月31日13:00-16:00にオンライン・シンポジウムを開催されます。詳しくはこちらのリンクをご覧ください。→http://anti-security-related-bill.jp/images/banner210731.pdf
■2021年7月20日、東京五輪開催反対を訴える書簡と皆様のご署名を菅総理大臣宛に手交しました。
内閣官房事務局にて、飯村豊さん、春名幹男さんはオリンピック、パラリンピックの緊急中止を求める菅総理大臣宛の書簡と皆様の署名(7月2日〜20日11AM付 140,803名分)を手交いたしました。トーマス・バッハIOC会長、アンドリュー・パーソンズIPC会長宛にも同様の書簡と署名を届けました。
■2021年7月19日、外国特派員協会にて呼びかけ人を代表して、飯村豊さん、上野千鶴子さん、春名 幹男さんが記者会見を行い五輪反対の活動の意義と最後まで五輪中止を求める決意を英語で外国メディアに表明。
その後、東京都庁へ赴き、多羅尾光睦副知事(東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会副会長)に対し、五輪中止を求める小池百合子知事宛書簡と署名者リスト(7月2日〜19日11時まで集まった139,579名)を手渡しました。さらに、都庁内で日本人記者団と会見し、我々は五輪中止を諦めておらず、引き続き運動を続けていく考えを表明しました。
■7月13日ポリタスTV 感染拡大下の五輪強行に反対 五輪開催の中止を求める新たなネット署名に10万筆以上が集まる
ゲスト:飯村豊さん、上野千鶴子さん、田中優子さん、春名幹男さん、高橋源一郎さん →視聴はこちらから
■飯村豊&上野千鶴子対談 『AERA』7月12日発売
■五輪反対署名に13万人 内田樹さん「開催は支離滅裂」朝日デジタル2021年7月10日
https://digital.asahi.com/articles/ASP7B4FSPP7BULEI001.html
■今さら五輪反対署名? 上野千鶴子さん「今だからこそ」朝日デジタル7月3日
https://digital.asahi.com/articles/ASP733629P72ULEI00S.html
■上野千鶴子氏「東京五輪の開催前夜でもNO」中止署名呼びかけ、宇都宮健児氏と共闘も AERA.dot7月3日
https://dot.asahi.com/dot/2021070300007.html?page=1
■五輪中止 緊急ネット署名 元駐仏大使ら“今だからこそ” しんぶん赤旗7月3日
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2021-07-03/2021070301_04_0.html
■バッハ会長や菅首相宛てに東京五輪中止求める署名 内田樹さんや上野千鶴子さんら著名13人がネットで 東京新聞7月3日
https://www.tokyo-np.co.jp/article/114272
■落合恵子さんらが『五輪中止』キャンペーン「子どもたちから運動会を奪いながら大人は観戦…身勝手に怒っています」東京中日スポーツ2021年7月2日
https://www.chunichi.co.jp/article/283809
■五輪中止求め署名開始 上野千鶴子さんら「命守るため」朝日新聞デジタル2021年7月2日
https://digital.asahi.com/articles/ASP7252FRP72ULEI00F.html
■「五輪は中止すべき」上野千鶴子インタビュー
ChooseLifeProject
https://twitter.com/ChooselifePj/status/1404769027650555908
■「一か八か」無責任体制が生んだ五輪強行 上野千鶴子さんの指摘 毎日新聞2021/6/20
https://mainichi.jp/articles/20210618/k00/00m/050/390000c
■上野千鶴子Twitterはこちら https://twitter.com/ueno_wan
これは「命」の問題です。
祈りの署名です。
どうか、今このお読みになったタイミングでご署名をお願いいたします。