(C)2019 Kaori Sakagami



【満員御礼】チケットは即日完売しました。お申し込みありがとうございました。

◆日  時:2022年10月8日(土) 13:30〜17:00 (上映時間136分)

◆場  所:巣立ち会サザン
 〒181-0012 東京都三鷹市上連雀1丁目1−3
 0422-56-8261 https://g.co/kgs/oT52Sc

◆申し込み期日:9月8日(木)から
  ◆参加費:wan応援チケット1000円・2000円・3000円
 フリーアドミッションチケット(wan会員限定)
 *wan理事長から、プリズンサークル製作への支援により上映の権利を得られることとなり、開催の運びとなりました。巣立ち会さまには会場をご提供いただきました。ご登壇いただく方々は、皆さまwanの会員や賛同者として無償でご登壇くださいます。wanとして今後も坂上監督を応援できるように、ぜひ応援チケットのご購入をお願いします。

◆概 要◆: プリズンサークル公式ページhttps://prison-circle.com/ より
『過熱する犯罪報道、 厳罰化を叫ぶ声—— けれど私たちは、この国の「罪」と「罰」について多くを知らない。
「島根あさひ社会復帰促進センター」は、官民協働の新しい刑務所。警備や職業訓練などを民間が担い、ドアの施錠や食事の搬送は自動化され、ICタグとCCTVカメラが受刑者を監視する。しかし、その真の新しさは、受刑者同士の対話をベースに犯罪の原因を探り、更生を促す「TC(Therapeutic Community=回復共同体)」というプログラムを日本で唯一導入している点にある。なぜ自分は今ここにいるのか、いかにして償うのか? 彼らが向き合うのは、犯した罪だけではない。幼い頃に経験した貧困、いじめ、虐待、差別などの記憶。痛み、悲しみ、恥辱や怒りといった感情。そして、それらを表現する言葉を獲得していく…。』
上映会終了後、監督をお招きし、コメンテーターのコメント、質疑応答を通して本作品や、加害と被害について、理解を深めていく。
参考書籍 『プリズンサークル』坂上香著・岩波書店・ISBN 9784000615266
『被害と加害をとらえなおす:虐待について語るということ』信田さよ子著/シャナ・キャンベル著/上岡 陽江 著・ISBN 9784393365595

(C)2019 Kaori Sakagami

◆ゲスト◆
監督:坂上 香(さかがみ・かおり)
ドキュメンタリー映画監督。NPO法人「out of frame」代表。一橋大学客員准教授。高校卒業と同時に渡米・留学、ピッツバーグ大学で社会経済開発学の修士号を取得。南米を放浪した後、帰国後TVドキュメンタリーの道へ。「被害者」による死刑廃止運動、犯罪者の更生、回復共同体、修復的司法、ドラッグコート(薬物裁判所)など、暴力・犯罪に対するオルターナティブな向き合い方を映像化。ATP賞第1回新人奨励賞を皮切りに、ギャラクシー賞大賞、文化庁芸術祭テレビ部門優秀賞、ATPドキュメンタリー部門優秀賞等、数多くの賞を受賞。2001年TV業界を去り、大学専任教員に転職。メディア教育に従事しながら、薬物依存症の女性やその子どもたち、刑務所等に収容される人々を対象に、映像やアートを使ったワークショップも行う。2012年、映画制作に専念するためインディペンデントに。劇場初公開作品でアメリカの刑務所が舞台の『ライファーズ 終身刑を超えて』(2004)で、New York International Independent Film and Video Festival海外ドキュメンタリー部門最優秀賞を受賞。2作目の『トークバック 沈黙を破る女たち』(2013)はLondon Feminist Film Festivalのオープニングに選ばれる。「暴力の後をいかに生きるか」をテーマに、「希望」や「成長」に着目した作品をこれからも作り続けていきたいと考える。主な著書に『癒しと和解への旅』(岩波書店)、『ライファーズ 罪に向きあう』(みすず書房)。絵本の翻訳に『ねぇねぇ、もういちどききたいな わたしがうまれたよるのこと』、『きょうのわたしは ソワソワ ワクワク』(偕成社)。

◆コメンテーター◆
信田さよ子(のぶた・さよこ)
1946年岐阜県生まれ。お茶の水女子大学大学院修士課程修了。公認心理師・臨床心理士、原宿カウンセリングセンター顧問。AC(アダルト・チルドレン)、DV(ドメスティック・バイオレンス)、虐待、アルコール依存症などの家族問題についてのカウンセリングの経験から、新たな提言を行ってきた。著書『アディクションアプローチーもうひとつの家族援助論』『母が重くてたまらない―墓守娘の嘆き』『依存症臨床論』『性なる家族』など多数。近著に『家族と国家は共謀する』『アダルト・チルドレン』がある。

河野貴代美(かわの・きよみ)
1939年4月17日生まれ。83歳
フェミニストカウンセラー
今回は、プリズンサークルの視聴を楽しみにしております。

◆申し込みは締め切りました◆
不測の事態でゼミが中止になった場合は、お申し込みメールアドレスへお知らせいたします。noreply@peatix.com のメールが届くよう受信設定をおねがいします。

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プリズン・サークル

著者:坂上 香

岩波書店( 2022/03/25 )

被害と加害をとらえなおす: 虐待について語るということ

著者:信田 さよ子

春秋社( 2019/10/25 )