2013.02.12 Tue
【シリーズv-wanインタビュー No.3】2012年、大阪、福島、広島、札幌等で「原発を問う民衆法廷」が開かれた。ベトナムでの米の戦争犯罪を裁くラッセル法廷、旧日本軍と日本の「慰安婦」制度加害を問う女性国際戦犯法廷をはじめ、民衆法廷は市民が国家の犯罪を裁く有効な手段となってきた。
アパルトヘイト後に真実和解委員会が果たしたような作業が、原発事故によって分断され、多くの人が傷ついた現在の日本社会でも必要とされている。
国家的な犯罪である原発事故に対し、司法が裁きを下さぬなら、民衆法廷を開き、市民の手で正義を実現させよう。
wanのメンバーでもあり、原発を問う民衆法廷で判事の一人をつとめられた岡野八代さんが、判事団の前田朗さん、検事役の田部知江子さん、事務局をつとめられた八木秀喜さんにお話を聞いた。
民衆法廷は、以後も、水俣、福島、東京などで開催され、東電と国の加害責任を明らかにしていく。
(次回開催は5/25水俣の予定です)
*原発を問う民衆法廷に関するwanの記事は下記*
原発を問う 民衆法廷 第二回 大阪法廷 パート1 岡野八代
http://wan.or.jp/reading/?p=6740
原発と原爆 岡野八代 原発を問う民衆法廷 その5 広島法廷
http://wan.or.jp/reading/?p=7658
http://wan.or.jp/reading/?p=7662
http://wan.or.jp/reading/?p=7743
http://wan.or.jp/reading/?p=7754
原発を問う その3 郡山市にて 岡野八代 (福島法廷)
http://wan.or.jp/reading/?p=7029
http://wan.or.jp/reading/?p=7067
http://wan.or.jp/reading/?p=7278
http://wan.or.jp/reading/?p=7289
*民衆法廷情報は下記*
主催者HP
http://genpatsu-houtei.blogspot.jp/
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1月11日から震災に関わる様々な人のインタビューを、11日ごとに更新して3月11日までアップする
「シリーズv-wanインタビュー」がはじまります。
第一弾は福井県敦賀市で脱原発を掲げて当選された今大地はるみさんです。どうぞあわせてごらんください。
【シリーズv-wanインタビュー No.1】脱原発を掲げた敦賀市議〜今大地はるみさんメッセージ〜
2013/1/11公開
敦賀市市議会議員・今大地はるみさんは前回の選挙ではじめて脱原発を公約に掲げ、当選。
原発立地で声をあげることの難しさと、決意、敦賀への思いを聞いた。
http://wan.or.jp/topic/?p=340
今大地さん取材記「脱・思考停止―敦賀市市議・今大地はるみさんへのインタビューをして」(やうちことえ)
http://wan.or.jp/reading/?p=7810
【シリーズv-wanインタビュー No.2】障害者を殺すのはなにか~古井正代さん原発と優生思想を語る
2013/1/22公開
2012年初夏の脱原発デモ。「放射能でマトモな子どもが産まれなくなる」と堂々と叫ぶ男性がいた。
その男性をじっと見つめていた、車いすにのった女性・古井正代さん。
「障害者を殺す原発はいらない」という古井さんに、お話を聞いた。
http://wan.or.jp/topic/?p=350
※第三回のアップが担当者の個人的な事情により、予告よりも遅くなりましたことをお詫び申し上げます。
カテゴリー:取材ニュース
タグ:脱原発