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大手術と父の死(フェミニストの明るい闘病記6) 海老原暁子
2012.09.10 Mon
2010年9月20日。53才の誕生日、根治術を翌々日に控えた私に、妹が父から託されたプレゼントを渡してくれた。中身は父らしく現金である。嬉しいような哀しいような想いにとらわれた。家父長として一族の面倒を見ること、特に金銭面での支援をすることは、彼にとって常に最も大切な家族との関係のあり方だった。私たちは支配的な父を疎みながら、父からの援…
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フェミニストの明るい闘病記
タグ:身体・健康 / 海老原暁子 / 闘病記 / 癌
治療再開〜暗雲(フェミニストの明るい闘病記5) 海老原暁子
2012.08.10 Fri
リウマチ治療の世界的権威のおかげで、泣くほど苦しんだ痛みからあっと間に解放された私は、タキソール・カルボプラチンの標準治療を再開した。4クール終了の時点でCTによる評価を行い、根治術を行うかどうかを決めるとのこと。私は当然手術を受けられるものと信じきっていた。 私の骨髄は相当なへなちょこらしく、一度点滴を受けると好中球(白血球の一成分)…
フェミニストの明るい闘病記(4)学長も癌! 海老原暁子
2012.07.10 Tue
休職願いの提出に先立って、事情の説明をすべく私は学長室に出向いた。無類の人好きの学長は、学長室のドアをいつも開けっ放しにしておられる。構造的に先細りの運命を負わされた短期大学の学長というのは、気の毒なほど大変な仕事である。私の勤務校の当時の学長も、まさしく火中の栗を拾う覚悟で着任されたに違いなかった。さまざまな憶測による誹謗や讒言、学内…
フェミニストの明るい闘病記(3)抗がん剤開始、しかしリウマチが・・ 海老原暁子
2012.06.10 Sun
2010年2月2日に病勢診断のための試験開腹術を受けたあと、18日には早速抗がん剤治療が始まった。当初は私も混乱したのだが、標準治療で言うところの「術前抗がん剤」というのがこれにあたる。え?術後じゃん、とお思いになると思うが、この場合の「術」は前回触れた「根治術」を指す。試験開腹はカウントされないのだ。 抗がん剤の種類は「パクリタキセ…
フェミニストの明るい闘病記 (2)休職、入院、試験開腹 海老原暁子
2012.05.10 Thu
私の母は63歳で肝臓がんのため亡くなった。そのせいか、私の中に「母の年齢まであと〜年」という余命のカウント意識がいつもあった。がんになる前年、51歳の私は「母の年まであと12年、次の子年まで生きればいいか」というようなことを考えていたのだが、予定よりはるかに早く死ぬことを意識せざるを得ない事態に陥ってしまったのだった。 癌研有明病院の婦…
フェミニストの明るい闘病記(1)癌です! 海老原暁子
2012.04.10 Tue
初めまして。海老原暁子です。これからしばらく癌ネタでおつきあい願います。 卵巣癌ステージⅢC、ややこしい症例のため一時は手術不能と言われた私ですが、前向きな闘病で今のところ2年少々生きています。1年半の休職後なんとか復職したのも束の間、半年で再発。この3月で仕事を辞めました。 私の病勢での再発の予後をデータで見ると心底がっかりしますが、…
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12/04(水)19時00分〜
【港区リーブラ主催講座】職場のジェンダー・ハラスメント防止講
12/05(木)19時00分〜
日芸映画祭「声をあげる」
12/07(土)10時30分〜
メディアとジェンダーを考える
12/07(土)13時30分〜
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韓国、男子――その困難さの感情史 / 著者:チェ・テソプ / 2024/12/04
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