私にとっての社会運動の始まりは大学時代。東日本大震災の影響で札幌に来た子どもたちを対象に支援活動を行う学生団体「みちのくkids」の活動である。高校3年の3月に東日本大震災が発生し、自分に何か出来ることはないかと悶々としていたが、大学入学後にこの震災支援団体と出会い活動を続けてきた。うち1年間は団体代表も経験し、多くの被災した家庭や支援者との繋がりを経て、この震災がもたらした影響の大きさを知り、自分には何が出来るのかを考えてきた。
教育大学で特別支援教育を専攻していた私は、子どもと関わる活動に非常に興味があり、みちのくkidsの他にも様々な活動に参加してきた。その中で多くの様々な背景を抱える子ども達とも出会い、子ども達を育む環境を少しでもよくするために尽力したいとの思いが強まった。また、今年の2月末には1週間のデンマーク教育視察ツアーに参加し、日本との違いに大きな感銘を受け「教育は教育関係者だけの問題ではなく、社会全体の課題だ」と強く思い帰国した。
これからも子ども達と関わる活動を続けながら、1人でも多くの人に「教育」「子ども」というものへの関心を向けてもらえるように、社会に対して発信し続けていきたい。そのために、とにかく今はデンマークの報告会と教育について考えるワークショップを沢山行い、この思いを伝え届けていきたい。その機会があればとにかくどこへでも飛び出していきたい、そんな気持ちでいっぱいです。
WANシンポジウム2017 “自分ゴト”から始まる社会づくり 半径3メートルをこえて―
~オープニングセッション「陽の当たらなかった女性作曲家たち」より 石本裕子ピアノ演奏~
1.開会挨拶 工藤遥 WANシンポジウム2017実行委員
2.基調講演 さあ、「社会を変える」を始めよう
講演者 田中優子 法政大学 総長
3.事例報告 “自分ゴト”から「社会を変える」実践
報告者 鎌田華乃子 特定非営利活動法人 コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン 代表
武村若葉 Change.org 広報スタッフ
下郷沙季 札幌学生ユニオン 執行委員
美馬のゆり 公立はこだて未来大学 教授
4.パネル討論/振り返り “半径3メートル”をこえるために
ファシリテーター 石井布紀子 特定非営利活動法人さくらネット 代表理事
5.総 括 上野千鶴子 認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク 理事長
【日 時】2017年5月20日(土)
12時開場、12時40分~オープニングセッション、13時~16時30分シンポジウム
【会 場】札幌市男女共同参画センター3階 ホール (札幌市北区北8条西3丁目 札幌エルプラザ内)
【参加費】1,000円(WAN法人正会員は無料)
【主 催】認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)
【共 催】札幌市男女共同参画センター
【申込・連絡先】札幌市男女共同参画センター 事業係
TEL:011-728-1255/FAX:011-728-1229/MAIL:jigyou@danjyo.sl-plaza.jp
【申込方法】FAX・Eメールでの申し込みの場合、氏名、住所、電話番号、年齢などを記載して下さい。
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