NPO北海道ネウボラという団体の代表をしています、実行委員の五嶋です。
フィンランドの妊娠期からの切れ目ない子育て支援施設「ネウボラ」についてと、男女平等、社会で子どもを育む思想を啓もうする活動をしています。
パートで共働きの普通の主婦です。時間に融通の利く非正規の仕事しか選べず、社会の枠組みから外れている感覚が常にあり、自己肯定感も低いまま、夫子どもを支えるだけの日々に限界を感じていました。
そんな中、活動を始めるきっかけとなったのは地域のラジオ体操。参加者の年齢人口のバランスに違和感を覚えたことからです。目の前にリアルにせまる少子化の光景。
私がつらいと感じているように、ほかの子育て家族にも多様性はあれども、現状の日本の子育てに「つらさ」がある、誰かが声を上げなければ誰にも伝わらない。「ネウボラ」を日本で実現したい。
その一念で、声に出すことから始まった社会運動です。気が付くと社会運動をしていた。そんな状況でもあります。
ネウボラは、各機関と連携して動くシステム。
「そろそろ社会運動の話をしよう」の読書会では、要約を担当した10章の「地域課題を見出し、いろんな人をテーブルにつける巻き込み力」を発揮する「コミュニティ・オーガナイザー」の存在を知り、これが、私が知らずに実践してきたことなのではと感じました。
WANシンポジウムを機に、自身の活動の振り返りとなったこと、学びの場をいただけたことに感謝しています。
当日の開催を楽しみにしています。
WANシンポジウム2017 “自分ゴト”から始まる社会づくり 半径3メートルをこえて―
~オープニングセッション「陽の当たらなかった女性作曲家たち」より 石本裕子ピアノ演奏~
1.開会挨拶 工藤遥 WANシンポジウム2017実行委員
2.基調講演 さあ、「社会を変える」を始めよう
講演者 田中優子 法政大学 総長
3.事例報告 “自分ゴト”から「社会を変える」実践
報告者 鎌田華乃子 特定非営利活動法人 コミュニティ・オーガナイジング・ジャパン 代表
武村若葉 Change.org 広報スタッフ
下郷沙季 札幌学生ユニオン 執行委員
美馬のゆり 公立はこだて未来大学 教授
4.パネル討論/振り返り “半径3メートル”をこえるために
ファシリテーター 石井布紀子 特定非営利活動法人さくらネット 代表理事
5.総 括 上野千鶴子 認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク 理事長
【日 時】2017年5月20日(土)
12時開場、12時40分~オープニングセッション、13時~16時30分シンポジウム
【会 場】札幌市男女共同参画センター3階 ホール (札幌市北区北8条西3丁目 札幌エルプラザ内)
【参加費】1,000円(WAN法人正会員は無料)
【主 催】認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)
【共 催】札幌市男女共同参画センター
【申込・連絡先】札幌市男女共同参画センター 事業係
TEL:011-728-1255/FAX:011-728-1229/MAIL:jigyou@danjyo.sl-plaza.jp
【申込方法】FAX・Eメールでの申し込みの場合、氏名、住所、電話番号、年齢などを記載して下さい。
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