できたばかりの新刊を手にする金丸弘美さん

2017年2月に第1回の連載がスタート、
「金丸弘美のニッポンはおいしい! その1.完熟イチゴがあふれるタルト」
https://wan.or.jp/article/show/7065

アクセスはなんと8789を数えます(2024年9月12日現在)。

以来7年近く、最新号は今年5月掲載の第28回です。
「金丸弘美のニッポンはおいしい!その28「自然の中でご飯を食べ、学ぶ。本物の食を子どもたちに届けたい」 葛飾区西亀有「こども園すなはら」
https://wan.or.jp/article/show/11242

この人気連載が本になりました!
全28本から12本を厳選し、農業と食から持続社会に繋ぐ素敵な女性たちが登場します。

「ニッポンはおいしい!」
金丸弘美・著 
理工図書出版 https://x.gd/gunBM
46判並製・216ページ
定価・2090円(税込)

★上野千鶴子さん推薦(社会学者・東大名誉教授・WAN理事長)「女性がつくる日本農業の未来!」

★金丸弘美さんからひと言

連載で心掛けたのは、農家出身だけでなく、名古屋駅前の朝市運営の吉野隆子さんや、西宮市の「table across」の農家民泊の運営の岡田奈穂子さんのように、他業種から農業の新たな側面に光を当てた人を意識的に取り上げてもきたこと。
これによって農家の多彩で豊かな魅力がさらに引き出されました。

どの取組もドラマチックで、発想と行動力が素晴らしいです。
上野千鶴子さんに強く勧められて、女性農業者の現地レポートを始めましたが、まとめてみたら、ボトムアップの、見事な地方創生の具体的な取り組みとなっており、これまでにない女性活躍がクローズアップされることになりました。

最近、2冊の農業書を読んだら、それぞれ1か所ずつ取材先がダブっていましたが、こちらの女性主体のロングインタビューで聞き出した話とは視点が全く異なっていてびっくりしました。
農業書で女性がメインの現場レポートはこの本が初めてではないでしょうか。

ここ30年くらいの間に、農産物直売所、農家レストラン、農家民泊、SNSの活用など、先進事例が各地で生まれ、女性活躍の土壌ができてきました。様々なスキルを身につけた女性たちが農業にかかわり、これまでになかった、多様で豊かな農業を創出し始めたのだと、改めて思います。
これらを応援し、支援し、もっとクローズアップすべきと思いました。

https://x.gd/sygpo(案内チラシ)

金丸弘美 (食環境ジャーナリスト) ◎ホームページhttps://x.gd/6Vz5m
◎最新活動資料9月号配信https://x.gd/yGJgg

*本書について、WAN女の本屋にも詳細な紹介があります。 https://wan.or.jp/article/show/11480

ニッポンはおいしい!

著者:金丸弘美

理工図書( 2024/09/13 )