コロナ禍でしんどい思いの女性を応援したい!として始まった 「WAN基金コロナ禍対策女性連帯プロジェクト」、着々とすすんでおります。

2020年7月7日現在、
48名の方から、計548万円のご寄付をいただきました。
特別定額給付金相当(一口10万円)という形で募集をしておりますが、
複数口をご寄付くださる方もいらっしゃり、WAN基金運営委員会一同感謝でいっぱいです。
また、一口10万円という金額については、ほかにも寄付したいところもあるし…と躊躇される声もあることは承知しているところですが、
個別にご相談いただいた方からは、ありがたく頂戴しております。
今回のこのプロジェクトを通じて、市民から市民へと再配分の文化が広がればいいと思っています。

現在までのところ、以下の6件に50万円づつ助成を行いました。

認定NPO法人女性と子ども支援センターウィメンズネット・こうべ
一般社団法人Colabo
認定特定非営利活動法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ
"特定非営利活動法人 ポルノ被害と性暴力を考える会
" 特定非営利活動法人BONDプロジェクト
特定非営利活動法人 アジア女性センター

さらに助成するべき団体のピックアップはすでにすんでおり、
助成先からの必要書類を待っている段階にあるものも複数あります。

最初にお約束した通り、今回の「WAN基金コロナ禍対策女性連帯プロジェクト」では、運営費用はすべてWAN基金運営会の負担となっております。
寄付者への御礼、助成先の選定、助成先との連絡、書類の整理、送金業務、寄付金控除用証明書の作成などなど、思いのほかたくさんある雑多な業務は理事をはじめとするボランティアで回しています。(そのため、連絡が遅くなることもあり、申し訳ありません。)

皆様からいただいたあたたかい思いは、すべてしんどい女性たちを支えようと奮闘しておられる女性市民団体にお届けします。

今回のコロナ禍においては、私たちの社会はまだまだジェンダー平等社会には程遠く、弱い立場にある女性に矛盾が集中しがちであることがあらわになっています。
女性たちのおかれている状況は一枚岩ではないけれど、しんどい女性たちを応援したい思いを多くの皆さんに表明していただければと、心より願っています。

「WAN基金コロナ禍対策女性連帯プロジェクト」は2020年7月末までご寄付を受け付けております。
ぜひご寄付いただきますよう、重ねてお願いいたします。