展覧会「美し、やまなし、パワー! 山梨の女性アーティストたち」が、6月末から山梨県立美術館で開かれます! 
「山梨の女性アーティスト」って言われても、ピンとこないかもしれないけど、マンガ「エースをねらえ」(山本鈴美香)を読んだ方は多いはず。山梨県立美術館で、女性アーティストたちの歴史と作品をテーマにした展覧会は、今回が初めてだそうです!
 初日(6月25日)には、栃木で数々の女性アーティストの展覧会を企画・開催してきた小勝禮子さんの記念講演会がありますので、お見逃しなく!!(北原恵)

【会期・開館時間】
2016年6月25日(土)~8月21日(日)
  9:00~17:00(入館は16:30まで)

 *休館日=月曜日 ※7月18日(月)・8月8日(月)・15日(月)を除く

ーーーーーー
■ 記念講演会「日本の女性アーティストたち、その評価の歴史と活動について」

【講師】 小勝禮子氏(近現代美術研究、ジェンダー論。前栃木県立美術館学芸課長)

【日時】 6月25日(土) 14:00~15:30

【場所】 講堂 ※申し込み不要、聴講無料

詳細は、山梨県立美術館HP

ーーーー(山梨県立美術館HPより)ーーーーーーーーーー

明治時代の南画家・野口小蘋や、大正時代に女性初の二科会会友となった埴原久和代、戦後に県内の女性画家たちを牽引した佐野智子、新しいジャンルでは『エースをねらえ!』のマンガ家・山本鈴美香など、山梨県にゆかりのある様々な女性アーティストたちが県内外で活動をしてきました。

本展では、山梨県にゆかりのある明治から現代に至るまでの約30名の女性アーティストたちに焦点を当てます。油彩や日本画など既に確立したジャンルの他にも、インスタレーション、マンガ、デザインといった近年重要視されるようになった表現による作品も展示します。

山梨県立美術館では、30数年にわたる歩みのなかで、郷土の芸術家たちを多数紹介してきましたが、女性アーティストたちの歴史と作品をテーマにした展覧会は初の開催となります。パワーと個性に満ちた約80点の作品をお楽しみください。