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ぞうくんのはじめてのぼうけん (ぞうくんのちいさなどくしょ 1)

2011.06.01 Wed

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ぞうくんのはじめてのぼうけん (ぞうくんのちいさなどくしょ 1)

訳者など:セシル・ジョスリン ()

出版社:あかね書房

 50年前の昔の絵本です。  といっても50年前の昔の絵本とは、私の頃の絵本です。  子どもがいかに家族の中で守られ、家族が機能しているかが、きちんと描かれています。  時代的にジェンダーは意識されてはいませんが、これは致し方なし。というか、「専業主婦は幸せよ。だから女はなりなさい」キャンペーン(実はこのキャンペーンの大きなスポンサーの一つが電力会社だったのです。家庭で日中、家電で電気を消費する人間として専業主婦は作られるのね。だから、福島原発事故の今は、そこから脱出のチャンスです)がまだまだ盛んな時期ですからね。  それはともかく、ぞうくん、今日はぼうけんに行くぞとおおはりきり。忙しく家事をしながらもママは、ぞうくんを止めるのでなく、ぞうくんをはげまし、色々アドバイス。そして剣も持って、食料も持って、準備が整ったことを、ぞうくんは、くつろいでいる祖父母やパパに見せて、さあ、出かけるぞ!  そこで、ママ。出かける前に歯磨きね。  さて、ぞうくんのぼうけんの行き先は!  家族の中の子どもの位置がしっかりあった時代の絵本です。

カテゴリー:女性学 フェミニズム / ジェンダー セクシュアリティ / ひこ・田中の、 子どもの本イチオシ

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