国連から、情報提供の要請が2件あります。

日本はたいへんジェンダー・ステレオタイプの強い国であり、同委員会が昨年10月に行った日本への定期審査でも、ステレオタイプが女性を貧困にしていることへの注目がありました。
この情報提供は、2月半ばの会期での議論に反映されます。また、レポートを送ればスピーチ(現地参加できないならビデオでも)の機会もあります。

いずれも、日本語で書いて提出するわけにはいかない点は障壁になります。また、2.はレポート提出前の手続きが意外に面倒です。
しかしながら、やってみる価値はあることは請け合います。

1. 極度の貧困に関する国連特別報告者が、福祉と支配に関する情報提供を求めています。締め切りは2/15。

https://www.ohchr.org/en/calls-for-input/2025/call-submissions-thematic-report-un-general-assembly-welfare-and-control?utm_source=brevo&utm_campaign=InBrief_January%202025&utm_medium=email

福祉がしばしば支配と一体化してしまいがちであることを実感しておられる方は、多いことと存じます。
「極度の貧困」の意味するところは絶対的貧困ではなく、日本でいう要保護状態や準要保護状態(≒住民税非課税)も含まれます。

2. 国連女性差別撤廃委員会が、ジェンダー・ステレオタイプに関する情報提供を求めています。締め切りは2/10。

https://www.ohchr.org/en/events/days-general-discussion-dgd/2025/half-day-general-discussion-gender-stereotypes