こども 教育 文学 エッセイ 評論 ひこ・田中の、 子どもの本イチオシ

ほんなんてだいきらい!  (主婦の友はじめてブック―おはなしシリーズ)

2011.06.01 Wed

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ほんなんてだいきらい!  (主婦の友はじめてブック―おはなしシリーズ)

訳者など:バーバラ・ボットナー ()

出版社:主婦の友社

 まず、「としょしつのせんせい」が学校にいるのがうらやましい。  そのせんせいのブルックスさんは、本の虫。本を読むのにコスプレまでしちゃうくらいにね。  あたしは、本は嫌いだし、そんなせんせいもちょっとうざい。  なのに、読書週間ってことで、本を読むことに。  最悪だあ!  と、子どもの気持ちを正直に描いていてすてきです。  幸いあたしは、お気に入りの本を見つけることができますが、できない子がいてもいいのです。  本好きの人、本おたくの人は、基本的に「本」が好きなので、その最低条件の上に、お気に入りの本を探します。でも、「本」を嫌いな子もいます。その場合のアプローチはおのずと違ってくるはずです。  司書の場合は、自分が本を好きだというのは、他から見れば奇妙であり、ましてやそのことを仕事にしているのは、とんでもない変なことなのを意識しておきたいですね。  そこもこの絵本はうまく描いていますよ。

カテゴリー:こども 教育 / 文学 エッセイ 評論 / ひこ・田中の、 子どもの本イチオシ

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