2011.06.07 Tue

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イギリスの野の花えほん

訳者など:ケイト ペティ ()

出版社:あすなろ書房

 イングリッシュガーデンは、フランス式庭園の幾何学的装飾に対して、いかに自然に花を配置するかに気持ちが注がれていますが、「自然であるってことは、なんて不自然なことだろう」(吉田拓郎「イメージの詩」)というように、それは見立てに過ぎず、実際はかなり無理をした花々の配置となっていて、ですからこそその育成にはまると夢中で楽しめるものなのでしょう。オタク世界です。  さて、この絵本は真性、野の花をスケッチし、短い文章を付けています。図鑑とは違って、作者の手触りが伝わってきます。センスがいい仕上がりです。  88種出てきますが、私は20種ほどしかわかりませんでした。庭をいじっていた頃はもっと知っていた気がするのですが、植物って愛でてないと忘れてしまうのか、歳なのか。

カテゴリー:環境 グローバル / ひこ・田中の、 子どもの本イチオシ

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