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アリスの服が着たい―ヴィクトリア朝児童文学と子供服の誕生
2011.06.12 Sun
アリスの服が着たい―ヴィクトリア朝児童文学と子供服の誕生
訳者など:坂井 妙子 ()
出版社:勁草書房
『ウエディングドレスはなぜ白いのか』のような、衣装社会学としての目新しい視点があるわけではありませんが、副題にもあるように児童文学に携わる者は目を通しておいて損のない情報が詰まっています。 児童文学は子どもの発見と、近代社会の大人が抱えた痛みを癒すための子ども幻想が相俟っていますが、それを衣装から検証した研究書です。だから、創作者にとっても、自分の立ち位置を確認するために役立つでしょう。 お金持ちの大学には一年間給与付きで仕事を休んで研究にいそしむことの出来る制度が備わっているのですが、この本もその成果です。 もちろんお金持ちでない大学では、そんな制度はございませんが。
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