イベント情報
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シンポジウム「ポジショナリティと日本社会~日沖関係・ジェンダーを中心に~」
イベントURL: | https://www.otsuma.ac.jp/news_research/event/73778/?fbclid=IwAR30fcoWjTI1Js78dWR_2mpMakPZZVMsJEJJmIYkWeE_isGSIqE9ckCndMM |
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主催者: | ポジショナリティ研究会シンポジウム実行委員会 |
主催者URL; | |
開始日時: | 2022年03月06日 (日) 13時00分 |
終了日時: | 2022年03月06日 (日) 17時30分 |
会場: | オンライン(Webiner) |
会場URL: | |
連絡先: | ポジショナリティ研究会シンポジウム実行委員会(positionalityrs@gmail.com) |
登録団体: | |
パンフレット: | |
詳細: | 科研費基盤研究Bの成果報告シンポジウム「ポジショナリティと日本社会~日沖関係・ジェンダーを中心に~」を3月6日(日曜日)13時から開催します。 ポジショナリティとは、政治学的には、「所属する社会的集団や社会的属性がもたらす利害関係に関わる政治的位置性」(池田緑、2016)を意味し、「社会的相互行為論に即してより具体的に定義すれば、ポジショナリティとは、個人の行為の意味を、その個人が所属する集団あるいは社会的属性の利害から解釈することを妥当とする社会規範や社会通念を、言う。特に、社会構造的に支配被支配関係にある集団や優位劣位関係にある社会的属性に関連する言動の解釈において、支配的位置にある人・優位的カテゴリーに属する人の言動の意味を、当該個人が属する社会集団あるいは優位的位置にある社会的カテゴリーの利害に結びつけて解釈できるとする社会規範や社会通念」(江原由美子、2020)を示しています。 本シンポジウムでは、このポジショナリティの概念をつかって、日本と沖縄の関係、ジェンダーに関する関係性、移住者への認識についての考察を定量調査の結果も交え報告が行われます。 ご興味のある方はぜひご参加ください。 参加方法は以下のウェビナー登録からお願いいします。 ウェビナー(事前登録制)登録をしますとURLとパスコードが届きます。 https://zoom.us/webinar/register/WN_vStAXuLXT8SfQokIy4v6TA ***プログラム**** 「ポジショナリティと日本社会〜日沖関係・ジェンダーを中心に〜」 開催日 2022年3月6日日曜日 12:50 開場 13:00~ 第一部 基調報告 経験的概念としての「ポジショナリティ」の実証的研究 司会:小川真理子(社会学・東北大学) 「ポジショナリティを検討する意義」池田緑(社会学・大妻女子大学) 「ポジショナリティとミソジニー」江原由美子(社会学・東京都立大学名誉教授) 「「日本人」と「沖縄人」構造的差別をめぐる一考察」高橋哲哉(哲学・東京大学名誉教授) 定量調査報告 定松文(社会学・恵泉女学園大学) 「米軍基地問題をめぐる沖縄と日本のポジショナリティに関する探索的分析― 2019年の定量調査から ―」桃原一彦(社会学・沖縄国際大学) 15:30 第二部 全体司会:池田緑 1 日本と沖縄をめぐるポジショナリティ 討論者 知念ウシ(著述家)、池田緑、高橋哲哉、辻康夫(政治学・北海道大学)、桃原一彦【司会】 2 ジェンダー・エスニシティをめぐるポジショナリティ 討論者 江原由美子、長谷部美佳(社会学・明治学院大学)、喜多加実代(社会 学・福岡教育大学)、仁科薫(政策学)、小川真理子、山根俊彦(教育学)、定松文【司会】 17:30 クロージング *********** 主催:基盤研究B「経験的概念としての「ポジショナリティ」の実証的研究」および「経験的概念としての「ポジショナリティ」の発展的研究」のシンポジウム実行員会 |