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東京

CCNE連続オンライントーク「原発ゼロ社会への道」2022 第8回「 原発運転延長問題に見る原子力規制の形骸化 」

イベントURL: http://www.ccnejapan.com/?p=13230
主催者: 原子力市民委員会(CCNE)
主催者URL; http://www.ccnejapan.com/
開始日時: 2022年11月16日 (水) 17時00分
終了日時: 2022年11月16日 (水) 18時00分
会場: オンライン開催(zoom)
会場URL:
連絡先: 原子力市民委員会(CCNE) 事務局 TEL/FAX: 03-3358-7064 e-mail : email@ccnejapan.com
登録団体:
パンフレット:
詳細: 【11/16(水) 17時-18時】
CCNE連続オンライントーク「原発ゼロ社会への道」2022
第8回「 原発運転延長問題に見る原子力規制の形骸化 」
 

 岸田政権が突如、推し進めようとしている原発回帰方針のひとつに「運転期間の延長」問題があります。現在、原発の運転期間は「原則40年(一回に限り、20年以内の運転延長が認められるという特例)」ですが、この「40年ルール」は、福島第一原発事故を受けて2012年の原子炉等規制法の改正によって設けられた安全規制であり、これを撤廃しようとするのは、まさに原発事故の反省と教訓を放棄する動きにほかなりません。

 老朽化した原発の運転が延長されれば、故障箇所も増え、事故の危険性が増すことは明らかであり、過酷事故のリスクが高まります。「40年ルール」は、新たな原発事故を防ぐためには不可欠です。原発メーカでは、もともと30年ないし40年の運転を想定して設計されてきました。

 原子力市民委員会が今夏発行した『原発ゼロ社会への道』の第4章では、事故をふまえて発足した原子力規制委員会による新規制基準には、技術面での欠陥が数々あるとともに、その運用にも問題が多く、安全を保証できるものでないことを具体的に示しました。また老朽化原発の問題は、2017年発行の『原発ゼロ社会への道』(p.177~)や特別レポート5「原発の安全基準はどうあるべきか」(p.56~)でも詳しく取り上げてきました。

 今回のオンライントークでは、岸田政権による性急な「40年ルール」撤廃の動きと、それに追従する原子力規制委員会側の対応が、今回発行した『原発ゼロ社会への道』でも強調した「無責任」の構造に他ならないということとともに、運転期間の延長に伴って非常に重要となる原子炉容器の中性子照射脆化問題を取り上げて解説いたします。

 多くの方にご参加いただけると幸いです。

◆ 日 時: 2022年11月16日(水)17:00~18:00

◆ 場 所: オンライン開催(zoom)

◆t プログラム(予定):
1.「原発運転延長問題に見る原子力規制の形骸化」
  (主に『原発ゼロ社会への道』第4章より)
   滝谷紘一(元原子力安全委員会事務局技術参与、CCNE原子力規制部会)
   井野博満(東京大学名誉教授、CCNEアドバイザー)
2.質疑応答:

(この企画は、後日Youtubeで公開します。Zoomのウェビナー形式で開催し、
ご質問やご意見は当日の質疑応答(Q&A)もしくは、後日メール・FAXなどで受けつけます)

◆ 申し込み: 下記よりお申込みください。
https://us02web.zoom.us/webinar/register/WN_h1u0JDb8S8uvVfgH_nQMcA

※ 案内が届かない場合は、email◎ccnejapan.com(◎は@に変えてください)までお知らせください。

◆ 主 催: 原子力市民委員会

◆ お問い合わせ: email◎ccnejapan.com[◎を@に変えてください] TEL/FAX 03-3358-7064