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ヘンな旅程を組んだばかりに(旅は道草・28) やぎ みね
2012.05.20 Sun
南回りで関空~シンガポール~ドヴァイ~イスタンブール~マルタ~シシリー往復15日間の旅。ヘンな旅程を組んだばっかりに、航空運賃は格安だけど、長いトランジットと夜中の出発、到着は早朝、時間のロスとハプニングは絶えない。 朝、関空で持参のおにぎりを急いで食べたら喉に詰まった。「空港で、おにぎりを喉に詰まらせ、老女、窒息死」なんて三面記…
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旅は道草
タグ:旅 / やぎみね
ホテルを探せば町が見える(旅は道草・27) やぎ みね
2012.04.20 Fri
マルタのホテル マルタ・バレッタのホテル。出窓を開ければ目の前は青い海。「わあー、地中海をひとり占め」と、うれしくなる。強い日差しがかげると、対岸の聖アンジェロ砦に夕日が沈む。「グランド・ハーバーホテル」は☆二つ。明るい景色と安い料金。だけどトイレのドアの鍵が壊れていた。知らずに入って閉じ込められ、やっとの思いで脱出した。 パリ・…
会いたい絵に会いにゆく(旅は道草・26) やぎ みね
2012.03.20 Tue
ダンテ・ガブリエル・ロセッティ(1828~1882)、19世紀、イギリス・ヴィクトリア朝時代に活躍したラファエル前派の詩人で、画家。 テート・ギャラリー 女からみれば、ちょっと許しがたい男なのだが、「視よ、我は主のはした女なり」「至福のベアトリーチェ」とりわけ「プロセルピナ」は、そのモデルとなった女性たちとの関係を映し出し、どれもが神…
タグ:旅 / アート / やぎみね
Sentimental Journey 離婚旅行(旅は道草・25) やぎ みね
2012.02.20 Mon
もう20年以上も前のこと、Sentimental Journey(感傷旅行)と、ひそかに名付けて夫と二人、離婚旅行に出かけた。五木寛之著『内灘夫人』がお気に入りで、北陸の金沢・内灘の海へ。 『内灘夫人』の主人公・沢木霧子と夫の良平は、1950年代、革命を夢みて、ともに学生運動を闘い、内灘の米軍試射場反対運動を激しく闘った仲間。結婚…
タグ:旅 / 本 / 離婚 / やぎみね
ウィーン~プラハ~ドレスデン~マイセン(旅は道草・24) やぎ みね
2012.01.20 Fri
ウィーン南駅9:08発、ワルシャワ行き国際列車に乗る。古いコンパートメントの寝台車に乗客はほとんどいない。ガタガタ揺られて1時間あまり、出国管理官がパスポートチェックにやってきた。パスポートの余白にオーストリア国境の駅「Hohenau」出国とスタンプを押してくれる。 次の停車駅Breclafはチェコ国境の駅。トーマスクック時刻表を見ると…
パリの女友だちがやってきた(旅は道草・23) やぎ みね
2011.12.20 Tue
パリからの電話は、いつも突然にかかってくる。パリ7区アンヴァリッド近くに住む、40年来の女友だちからだ。受話器をとって彼女だとわかると、もう仕事は中断、諦めて長い話にじっくりつきあうことになる。 彼女のおしゃべりは止まるところを知らない。パリのおしゃれな古着の流通ルートの話から、移民労働者にヘルパーを頼むフランスの介護と日本の介護保…
タグ:旅 / やぎみね / パリ
函館のアンの家(旅は道草・22) やぎ みね
2011.11.20 Sun
夏の終わり、旭川~定山渓~小樽~積丹半島~洞爺湖~函館と1000キロを走った。 娘夫婦といっしょに、1歳の孫娘を父方の実家へ顔見せに。孫の「ゆい」は、チャイルドシートに座ってiPadの童謡を聴きながら、なんとか機嫌よく過ごしてくれた。旭山動物園で初めての動物たちに目を輝かし、広々とした洞爺湖をクルクル指さしては喜んでいた。そして帰途の飛…
タグ:旅 / 北海道 / やぎみね
イスタンブールの子どもたち(旅は道草・21) やぎ みね
2011.10.20 Thu
イスティクラール通り イスタンブールの朝は早い。朝焼けのモスクからコーランの祈りが聴こえてくる。 スィルケジ駅裏の安宿の朝食はパンとチャイと、振り売りの少年から買ったスイカを数切れ。 イスティクラール大通り。トラムヴァイ(市電)にぶら下がる若者たち。レールの上をおかまいなく走る車。街角でトルコ風の伸びるアイスクリームを一つ買う。 ガ…
タグ:旅 / やぎみね / イスタンブール
ポルトガルのコンペイトウ(旅は道草・20) やぎ みね
2011.09.20 Tue
リスボンの市電 ソクラテスという、賢人の名をもつポルトガルの前首相は、今年3月、緊急緊縮財政策を提案、議会で否決され、20万人のデモに押されて辞任。6月の総選挙で政権交代、党首の座を退いた。 ギリシャに端を発するユーロ危機は、ポルトガル、アイルランド、スペイン、イタリアへと火種を広げ、今なお予断を許さない。 YouTubeは、リスボ…
タグ:旅 / 食 / やぎみね / ポルトガル
ロンドン、ブルームズベリーをゆく(旅は道草・19) やぎみね
2011.08.20 Sat
ヴァージニア・ウルフの家 「私が花を買ってくるわ」とダロウェイ夫人は言った。ヴァージニア・ウルフの小説『ダロウェイ夫人』は、こんな書き出しから始まる。 『私ひとりの部屋』(村松加代子訳 松香堂 1984年)を、京都の「女の本屋さん」松香堂書店で手にしてから、フェミニスト作家・ヴァージニア・ウルフのことが、なんだか胸の奥で気になっていた。…
イベント情報
SOGIEオープンルーム忘年会
12/28(土)14時00分〜
JWLI Fellowship 2025 説明会
01/08(水)19時00分〜
市民協働フォーラム ケアは家族の問題か~ヤングケアラーを知
01/11(土)13時30分〜
大家連精神保健福祉講座
01/12(日)13時30分〜
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