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この夏も、軽井沢へ避暑に行く(旅は道草・175)やぎ みね
2024.08.20 Tue
今年の夏は、とびきり暑い。8月8日~10日まで、酷暑の京都から逃れて娘と中2の孫娘といっしょに軽井沢へ避暑に行く。軽井沢は日差しが強くても風が吹き抜けると、なんとも気持ちいい。去年、行けなかったところをめざして、森と水辺をあちこち散策して涼しさを堪能した。ほんとに夏の軽井沢は別天地だ。 1日目の朝、京都を発って東京経由・長野新幹線で…
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旅は道草
連続エッセイ
タグ:旅 / ウーマン・リブ / 田中美津
「戦争まで」と、これからの日本の行く道(旅は道草・174)やぎ みね
2024.07.20 Sat
毎日新聞「今週の本棚」で加藤陽子さんの書評を、いつも楽しみにしている。近くの書店で見つけた加藤陽子著『戦争まで 歴史を決めた交渉と日本の失敗』(朝日出版社、2016年)を読む。「紀伊國屋じんぶん大賞」(2017)受賞。もう7刷だ。 ジュンク堂書店池袋本店から「「作家書店」をやってみませんか?」と誘われて、中高校生たちを相手に連続講座…
わたしのイチオシ
タグ:憲法・平和 / 本 / 戦争
読む、聴く、書く、伝わることの難しさと大切さ(旅は道草・173)やぎ みね
2024.06.20 Thu
6月1日、久しぶりに大阪のドーンセンターへゆく。 山家悠平著『遊廓のストライキ 女性たちの二十世紀・序説』(共和国、2015年)、『生き延びるための女性史 遊廓に響く<声>をたどって』(青土社、2023年)、青波杏(著者のペンネーム)の小説『楊花の歌』(集英社、2023年)を読んで以来、すっかりファンになってしまった山家悠平さんの著…
タグ:性表現 / 本
五月晴れの斑鳩を歩く(旅は道草・172)やぎ みね
2024.05.20 Mon
五月の連休、どこかへ行きたいなあと思って、あれこれ調べて考えて五月晴れの5日、娘と孫といっしょに雲一つない斑鳩を歩いた。 京都からJR奈良線みやこ路快速で奈良駅で乗り換え、大和路線の法隆寺駅まで1時間。大和路線は大阪環状線とつながっていて、このあたりは大阪の通勤圏になっているんだ。はるか昔は鄙びた駅だったけど、駅周辺の町並みもずいぶ…
タグ:旅 / 本
87年前の父のパスポート(旅は道草・171)やぎ みね
2024.04.20 Sat
55年前に57歳で亡くなった父と、3年前に97歳と9カ月で亡くなった母。2018年、95歳の母と91歳の叔母を熊本から京都に迎えて、同じマンションの別室に越してきてもらう。1年後、2人を連れて熊本へ一度、帰省し、母は、その2年後の2021年6月、母らしく元気に天国へと旅立っていった。一周忌を終え、熊本のお墓へ納骨を済ませて、今年は母の…
タグ:高齢社会 / 戦争 / 家族
どこまで続くぬかるみぞ、植民地主義は終わらない(旅は道草・170)やぎ みね
2024.03.20 Wed
京都・堺町画廊で「SURE書店」が開かれていた。編集グループ「SURE」出版の本が並ぶ中から数冊、買い求める。藤原辰史著『これからの日本で生きる経験』(2023年3月)と山田稔・黒川創編『多田道太郎 文学と風俗研究のあいだ』(2023年12月)と鶴見俊輔著『もうろく帖』(2010年6月)などなど。 藤原辰史は、1976年生まれ、団塊…
タグ:食 / 本 / 戦争 / 植民地主義 / 歴史 / ナチス / パレスチナ / やぎみね
歴史の消滅、忘却に抗って(旅は道草・169)やぎ みね
2024.02.20 Tue
冬のある日、京都三条の文化博物館・映画の本コーナーで、またまたスゴイ本を見つけた。 四方田犬彦著『さらば、ベイルート ジョスリーンは何と闘ったのか』(河出書房新社 2022年5月)。 ほとんど目次も見出しもない、全編書き下ろしのノンフィクション。まるで映画のシーンさながら、流れるように一気に読み終えた。文章の力と、中東の歴史に惹…
タグ:旅 / 映画 / 本 / 記憶 / 戦争
年の瀬とお正月、そして予期せぬ天変地異(旅は道草・168)やぎ みね
2024.01.20 Sat
年の瀬は、いつも忙しい。お掃除と片づけとお正月用のお飾りと、おせちづくりに追われる日々。その合間に12月28日夜、京都コンサートホールへ行く。ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調作品125「合唱つき」。指揮:大友直人、演奏:京都市交響楽団。大友直人は譜面も指揮棒ももたずに指揮台に立ち、力強く繊細な指先での指揮に、楽団員一同、息を合わせて、…
タグ:くらし・生活 / 食 / 映画 / 舞台 / 音楽 / やぎみね
響きあう<声>をたどって(旅は道草・167)やぎ みね
2023.12.20 Wed
山家悠平著『遊廓のストライキ 女性たちの二十世紀・序説』(共和国、2015年3月)を読んで、すっかり著者のファンになり、「序説というからには次作があるかも」と近くの書店で書棚を眺めていたら、あった、あった。『生き延びるための女性史 遊廓に響く<声>をたどって』(青土社、2023年9月)を見つけた。 前著に寄せて以前、エッセイを書…
タグ:本 / 売春 / 女性史
台湾満腹「おいしい!」と「ほろ苦さ」と 『台湾漫遊鉄道のふたり』(旅は道草・166)やぎ みね
2023.11.20 Mon
1938年、長崎の女性作家・青山千鶴子(モデルは林芙美子とされる)は、日本統治下の台湾総督府と台中の日本人婦人会に招かれ、講演旅行に旅立つ。「「食いしん坊」という名の妖怪みたいなものよ」という千鶴子は、その妖怪を、料理の腕と歴史や文学の素養で手なづけてくれる台湾の女性通訳・王千鶴と出会う。ともに20代の千鶴子と千鶴が、「台湾の味」と…
タグ:旅 / 映画 / 本 / 植民地 / 台湾
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市民力UP基礎講座Vol.13
09/18(水)19時30分〜
フェミニストカウンセリング専門講座2024
09/19(木)13時30分〜
【港区リーブラ 2025年度助成事業】説明会(会場開催)
09/22(日)14時00分〜
女性差別撤廃条約選択議定書の批准を求める銀座パレード
09/22(日)16時30分〜
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翻訳をジェンダーする (ちくまプリマー新書 469) / 著者:古川 弘子 / 2024/09/11
ニッポンはおいしい! / 著者:金丸弘美 / 2024/09/13