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『100年前の女の子』(旅は道草・48) やぎ みね
2014.01.20 Mon
ひとりの一生は、ひとつの物語だ。その人の人生は個人のものであるとともに、その人の生き方から深い歴史と広い世界が見えてくる。 ラジオ深夜便の「母を語る」のコーナーを聴いて、船曳由美著『100年前の女の子』(講談社)を、ぜひ読みたいと思った。 これは、ひとりの女の子の物語である。女の子の名は寺崎テイ。雑誌『太陽』創刊号から編集に携わり、今…
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旅は道草
タグ:旅 / 本 / やぎみね
クリスマス 大人の時間と子どもの時間(旅は道草・47) やぎ みね
2013.12.20 Fri
ブタペスト在住のピアニスト・石本裕子さんのリサイタル「ハンガリーを巡って」を聴きに京都から東京オペラシティへ出かけた。 5歳からピアノを始め、NYジュリアード音楽院に学び、バルトークの高弟ジョージ・シャンドール氏に師事。2002年からハンガリーに拠点を移し、広く音楽活動を続けている石本さんは、ウィメンズ アクション ネットワーク(WA…
タグ:旅 / 音楽 / アート / やぎみね
地図は人とのかかわりにも似て(旅は道草・46) やぎ みね
2013.11.20 Wed
アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください. 「地図を読む」シリーズ①塩見鮮一郎著『江戸の城と川』を読めば、地図表現における最初の線は、水と地の境界を明らかにするものだったという。 「地図」の前に「水図」があった。そこに記されている線は、水が土地とぶつかるところに描かれる。しかも水と地の…
タグ:旅 / 観光 / やぎみね / ツーリズム
歳をとったら、ひとりになろう(旅は道草・45) やぎ みね
2013.10.20 Sun
提案。歳をとったら、みんな、ひとりになろう。誰からも邪魔されず、短い、あるいは長い余生を、ゆっくりひとりで生きていくのも楽しいじゃない? 基本に帰ってひとりで食べてひとりで住む。誰かと一緒に暮らしたいなんて「ふつう」の生活さえ選ばなければ、気分も体もキリッとすると思うけど。 18年前、ひとりでワンルームマンションに引っ越したとき、身…
タグ:くらし・生活 / 旅 / やぎみね
私はどこから来て、どこへ行こうとしているのか(旅は道草・44) やぎ みね
2013.09.20 Fri
北京秋天、つきぬけるような青い空の下、植民地支配下の北京で私は70年前に生を受けた。 重病の母は月足らずで生まれた未熟児の私をつれて、その3カ月後、満鉄に揺られて釜山から玄界灘を超え、やっと九州の実家に帰ってきた。母はそのとき20歳だった。 戦後の食糧難のさなか、農業技師だった父が開いた農場で、絞りたての山羊の乳をゴクゴク飲み、とれた…
タグ:旅 / 上野千鶴子 / やぎみね
女ひとり異国に住めば(旅は道草・43) やぎ みね
2013.08.20 Tue
1968年、パリ五月革命のさなか、女友だちはカルチェ・ラタン地区、パリ第3・4大学近くに下宿していた。デモ隊と警官隊の激しい衝突。石畳を剥がして警官に投げつける学生。追われた一人の学生が彼女の屋根裏部屋にダダダッと駆け上がってきた。見知らぬ彼を素知らぬ顔で匿い、無事に逃がしてあげたという。 大学卒業後、すぐ結婚・出産して千葉に住む私を…
ひとはなぜ旅に出るのか?(旅は道草・42) やぎ みね
2013.07.20 Sat
10年前に亡くなったシングルの女ともだちは、お盆やお正月前になると、いつも突然、空港から電話をかけてきて、「これから海外ツアーにいってくるわ。家族みんなが揃うとき、日本にいたくないの。もし飛行機事故に会っても、それもいいかもね」と電話を切り、一人で旅立っていった。 家族の団欒なんて、この時代、すっかり崩れてしまったけれど、その頃はま…
子どもは天からやってくる(旅は道草・41)やぎ みね
2013.06.20 Thu
娘が結婚17年目の40歳をすぎて思いがけず子どもを授かり、その1年後に離婚、シングルマザーとなった。そうして天からやってきた孫娘は、もうすぐ3歳。第一反抗期の真っ最中だ。 子どもは7歳までは天の世界と地の世界を行ったり来たりするという。 その境界を軽々と超え、またこの世に戻ってくる。こころと身体の成長とともに、やがて大人になれば、向こ…
タグ:子育て・教育 / 旅 / やぎみね
『フランシス子へ』 ねこと表現と吉本隆明と(旅は道草・40) やぎ みね
2013.05.20 Mon
アマゾンのサーバでエラーが起こっているかもしれません。一度ページを再読み込みしてみてください. うつらうつらと枕元でNHK「ラジオ深夜便」を聴いていたら、「ないとガイド」私のおすすめブックスで吉本隆明著『フランシス子へ』(講談社 2013年3月8日刊)を紹介していた。 自らの死の3カ月前に吉本が語った最愛のねこ「フランシス子」の死を書い…
タグ:旅 / 本 / やぎみね / 猫
ひとにやさしい・台湾(旅は道草・39) やぎ みね
2013.04.20 Sat
古希の祝いにと、娘が、なけなしのお金をはたいて台湾への旅に誘ってくれた。2歳8カ月のチビをつれて。私は14年ぶり、娘は5年ぶりの再訪となる。 4月4日は台湾の児童節(子どもの日)。5日は繰り延べの清明節(家族で祖先を祀る日)。そして土日と続いて4連休。台北は人々でごったがえし、車は渋滞、パイロットが渋滞に巻き込まれて、何便も欠航した…
タグ:旅 / 食 / やぎみね / 台湾
イベント情報
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12/28(土)14時00分〜
JWLI Fellowship 2025 説明会
01/08(水)19時00分〜
市民協働フォーラム ケアは家族の問題か~ヤングケアラーを知
01/11(土)13時30分〜
大家連精神保健福祉講座
01/12(日)13時30分〜
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