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ネコと暮らす(1) ダイスケ bora
2009.11.04 Wed
高校3年生のとき、野良猫の激しい就職活動に母が根負けしたのが最初のネコとのつきあいです。以来今日まで、ほんとうにたくさんのネコとつきあい、去られたり、看取ったりしてきました。ネコはとても個性的で、みんな性格がちがいます。
たまにはネコたちのことを思い出しながら、ネコと暮らした自分の人生も振り返ってみようかと思います。 まずは今つきあっている外ネコのダイスケです。名前は子どもの名前同様、いつもテキトーです。昨年ヒマをもてあます浪人生の息子が行き当たりばったりに名付け、用心深い彼を粘り強く(その粘りを勉強に活かさんかい!と今頃つっこんでみたりして…)徐々に手なづけ、すっかりなじませてしまいました。
ダイスケとの出会いは、12年うちで暮らしたチビが死んだときです。病気でつらい死に方をしたので、とてもつらい気分で庭に埋葬して、ふと見ると盛り上げた土の真新しい墓の上に、チビに良く似た若いネコがべったりと寝転んで私の顔を見上げて、にゃあにゃあと大きな声でなくのです。間抜けな顔を見ていると気持ちがなごみ、チビが身代わりに置いていったようにも見えました。毎日やってきて遊んで行きます。家には入りますが、しばらくするとどこかへ帰って行きます。飼い猫なのかもしれません。
写真は昼寝しているダイスケです。洗濯物を干していると頭上が暗いので見上げたら、熟睡しているダイスケの姿が。。屋根が透明で寝姿が丸見えの珍しい写真です。
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