2011.06.01 Wed

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エイミーとルイス

訳者など:リビー・グリーソン ()

出版社:岩崎書店

 エイミーとルイスは大好きと大好き。いつも一緒に遊んでいます。相手がいないときは、秘密の呼びかけをすればすぐにかけつけてきます。  二人の子ども遊びは使う道具まで事細かく、実に具体的に画かれていて、楽しさが際立ちます。ここは両作者の腕を堪能できます。  物語は、エイミーの引っ越しという悲しい事態へと展開していきますが、それを安易にランディングさせずに、熱い思いと現実のあわいで、見事に寸止めされています。  寂しさは解消されなくても、大好きであることは失われない、と。

カテゴリー:こども 教育 / ひこ・田中の、 子どもの本イチオシ

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